GWを利用しての三泊四日の沖縄旅行、
西表島に二泊した後に、次の宿を目指すため一度石垣島へ戻りました。
次の宿泊地は竹富島、
石垣島の離島桟橋からはわずか10分程で到着します。
急ぐ旅でもないし、お土産でも買いに石垣島をぶらつくことにしました。
目指すはゆいロード、離島桟橋からは10分も歩けば到着しますが、
この時期の沖縄、あっじぃんだよね(-o-;)。
ちょっとしか歩いていないんだけど暑さにやられ
「うぅっ~、コリャどっかへ避難しよう」と思ったときに
目の前に現れたのが「A&W」。
店頭には「ルートビアおかわり自由」なんて文字が…
「あぁ~、呼んでいる、いとしのルートビアが俺を呼んでいるぅ~」
なんて思いながら店頭で立ち尽くしていました(笑)。
「A&W」って馴染みがない方のためにご説明しておきますと、
アメリカ生まれのファーストフード店。
かつては本州にもフランチャイズがありましたが、
現在は沖縄にしかありません。
本州の一部の米軍基地内にはA&Wがあるようですが、
基地内には簡単に入れませんからね。
ちなみに僕が住む街、横須賀基地にはA&Wがあるんですよ~。
本州では味わえないA&Wのルート
ビア、沖縄では手軽に味わえちゃうんです。
「暑いしさ、ルートビア買ってくるから」と
A&Wの隣りのお土産店にいた妻に伝えた後に店内へ。
「いらっしゃいませぇ~、お召し上がりですか?お持ち帰りですか?」
マニュアル通りの接客はどこも同じだね。
船の時間まであまりないし、
持ち帰りにして、歩きながら飲めばいいや、
そうそう、下川祐治・著『沖縄にとろける』
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ではトクホンみたいな味と紹介される、
謎のドリンク・ルートビア。
これだけだと息子がきっと不味くて飲めないので
アイスクリームがのっかった
「ルートビアフロート一つ、持ち帰りで」と注文しました。
しかし、この注文が後に僕の大きな葛藤を生む原因になったのです。
ルートビアフロートを持って、妻と息子が待つ外へ出ようとすると、
暑さに耐えられない二人が店内へ入ってきました。
そうだよな~、外は暑いし、
涼しい店内で「いとしのルートビア」を堪能したほうがいいよな。
ってことで、店内で飲み始めました。
息子は案の定、アイスクリームは喜んで食べるのですが、
ルートビアを飲んだ瞬間、顔を歪ませて(>_<)いましたよ。
ホント独特の味わい、
クスリのような後味で美味いとは言い難いのですが、
なんか気になるお味なんです。
顔を歪ませている息子をおもしろおかしく眺めながら、
フト隣の家族連れのテーブルをみると、
ジョッキに入れられたルートビアが目に入りました。
それを見て「そっ、そうか、もしかしたら、おかわり自由は
店内でジョッキで飲まないとできないのか~(°□°;)」
そんな不安がよぎりました。
僕はお持ち帰りで、
しかもルートビアフロートを頼んでしまったのです( ̄○ ̄;)。
初めはおかわりするつもりなんてなかったけど、
こうして、店内で飲んでるわけだし、
おかわりしたくなるよね。
一杯のかけそばならぬ、
一杯のルートビアをつつましく家族3人で分け合っているんだから(^w^)。
果たして、持ち帰りの紙コップで、
しかもルートビアフロートを飲んだあとに、
おかわりはできるのだろうか…。
店員さんに確認したいと思ったのですが、
30過ぎのおっさんが持ち帰り用の紙コップ持って
「ルートビアフロートおかわりオッケーですか?
いや、百歩譲って、ルートビアだけでいいので、
おかわりできちゃいます??」って聞けないよ~(>Σ<)。
小心者なので、ヘンなプライドが邪魔してます。
でも、やっぱ聞けねー。
あっ~、おかわり自由を楽しみたかったのに、
なんで持ち帰りで注文してしまったのだ~(」゜□゜)」
僕はルートビアがなくなった紙コップを眺めながら、
「もうルートビアフロート飲んでお腹タプタプだよ」と
自分に言い聞かせるようにしてA&Wをあとにしたのです。
あぁ~ルートビア、いとしのルートビア。
どうして、そんなにツレないんだい。
いつかきっと、たらふく俺の胃袋に注ぎ込んでやるからな。
次に会う時まで、待ってろよ(^O^)。
よろしかったら、ポッチとお願いします。
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