披露山公園を訪れたのに合わせ、
大崎公園にも行ってきました~。
大崎公園へは披露山公園から
大邸宅が並ぶ披露山住宅を抜け15分程で到着します。
写真は逗子ゆかりの作家、泉鏡花の文学碑です。
鏡花は明治35年に逗子市桜山に仮住まいを始め、
明治41年に帰京するまで、逗子に滞在していました。
その間に発表された作品の一つに
- 草迷宮 (岩波文庫)/泉 鏡花
- ¥525
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があります。
この小説の舞台は「三浦の大崩壊(おおくずれ)」
現在の横須賀市秋谷。
秋谷には高さ12メートルの巨岩が立つ立石公園があり、
鏡花の小説が作り出す幻想的な雰囲気を感じさせます。
大崎公園の文学碑には
「秋の雲 尾上の すすき 見ゆるなり 鏡花」
と刻まれています。
大崎公園から足をのばせば、
徳冨蘆花の『不如帰』の舞台となった浪子不動や
『自然と人生』の木札が架けられた蘆花散歩道ががある蘆花記念公園、
逗子海岸の石原慎太郎の『太陽の季節』文学碑など
があるので時間をかけてのんびりと文学碑めぐりってのもいいかもしれませんね。
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・浪子不動