フリマでせどり | 湘南雑筆堂~本と美味いもん日記~

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湘南(?)に暮らし30年近く経ちます。30年も住んでいると、いろんな発見をするもんです。 
 そんなちょっとした湘南の発見を自分の読んだ本に絡めて皆様にお伝えできればなと思います。
 

フリマにて自らの本も売り出し、

いらない本を処分できましたが、

他の店を回り

また、本を買ってしまいました。


フリマはせどりには最適な場なのではないでしょうか?

フリマを出店する人は、

モノの処分が第一にあります。

当然価格は個々人の自由設定。

市場で価値のあるものでも、

売り手がその事実を知らなければ

フリマでは信じられないくらいの安価で購入できます。


てなことで、

何かおいしい本はないか

目を光らせていたところ、

気になる本を発見!!


星野 之宣
はるかなる朝
  これは現物とは表紙が違います。
フリマで見つけたのは、1980年に発行された集英社ジャンプスーパーコミックスです。
気になるので手にとってみていると、誰かに見られているような・・・
お店の方がジッと僕のことを見つめていました。
現在の時刻は15:45
もうすぐフリマ終了の16:00がせまってきていたので、
お店の方は本を片づけたくてしょうがなかったようです。
そんな空気を察した僕は
「もう少し見てていいですか?」と一声かけると
「どうぞ」と言ったもののあきらかに片づけたいオーラを発している。
「早く決めなきゃ」って思っていたら、
「3冊100円、1冊だと40円」の表示がされていました。
じゃあ、あと2冊何にしようかなぁ~なんて、悩み始めるとなかなか欲しい本がみつからない。
そんななか目に入ってきたのが・・・

末田 雄一郎, 高橋 のぼる
絶叫教師エディー 1 (1)
この作品は週刊モーニングに今から4年程前に連載されてました。
表紙を見てもわかりますが、ひと昔まえの劇画タッチの絵柄が妙に気になります。
エディーが1~3巻があったのでまとめて購入しようと決めましたが、それでは合計4冊。
3冊100円のうまみがないので、
あと、2冊買おうと悩んでいると店の方が
バサッ!!
僕の目の前で本を入れるビニールの手提げ袋の口を広げました。
うわっ、感じ悪っ。
多少あせりを感じつつ、本を見つづける僕。
う~ん、なんかいい本、なんかいい本ないかなぁ
と本をにらめっこを続けていると・・・
土田 世紀
雲出づるところ 上 モーニングKC
   
土田 世紀
出づるところ 下 モーニングKC
が目に入りました。
こちらも週刊モーニングの連載されていた作品。
「死」「命」について真正面から取り扱った感動作。
悩みながらもこの2冊を手にとり、計6冊を、イライラしているお店のおじさんに手渡しました。
最後は慌てて購入した2冊は吉とでるのか凶とでるのか・・・
お暇なかた、それぞれアマゾンに飛んで価格チェックしてみてください。
意外な結果がわかりますよ。