いよいよ、実家の旭川へ

美瑛、富良野を観光して回ったので家に着いたのは夜の9時を過ぎていました。

母が玄関先で待っていてくれて、いつもなら一緒に愛犬のムンスが元気よく出迎えてくれるのにその様子がない。
母が一言「ムンちゃん、元気ないのよ」
色々話しを聞いてみると昨日から嘔吐と下痢を繰り返ししていてご飯も食べてないとか。
「もう少し様子みて明日にでも病院へ連れて行こうと思ってた」と母。
ムンスがあまりにも元気がないので僕は心配になり直ぐに夜間でもやってる病院を探しムンスを連れて行きました。

距離的にはちょっと遠くタクシーで40分くらい掛かったのだけど病院の対応が素晴らしくて「ここの病院へ来て良かった」と心底思いました。

というのも夜間でもスタッフが常に7.8名いて救急で運ばれたワンちゃんや入院中の動物たちの世話をしてくれている。
そして診察を受けると「検査の結果、炎症を示す値が通常1くらいのところを20オーバーしていて、とても危険な状態。他にもすい臓や腎臓にもあまりよくない数値が出ている」と。
なのですぐに点滴の措置をして入院する事になったのですが「しばらくムンスちゃんの側にいてあげて下さい。気持ちが落ち着くまで面会されていて大丈夫ですから…」そして「明日以降も朝9時〜夜の11時までいつでも面会に来てください。もし来れない場合でも電話で様子を聞いてください。電話はいつでも何回でもしてもらって大丈夫ですので」という対応。
こんな親切な病院があるなんて、本当に感動しました。
安心してムンスを預けられたし、気兼ねなく面会も行けるし電話もできる。

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嬉しい再会もありました。
正確には再会じゃなく会ってはいないのですが今回入院させて頂いた「緑の森どうぶつ病院」の往診病院の院長が中学時代の同じ合唱部の同級生で、後から「ムンスちゃんの飼い主が福井だと知ってビックリ。スタッフみんなで全力でサポートするね」と連絡をくれたんです。
本当に心強かったです。

今回、旭川には4日間滞在したのですが、毎日バスを乗り継ぎ1時間掛けてムンスに会いに行きました。
最初は経過も良く一週間程度の入院のはずだったのに僕が東京に戻ってから体調が悪化し予想以上に回復が遅れて今もまだ入院中なんです。
ですが親切な病院の皆様のおかげで2.3日中に退院できる予定。

でもあの時、僕が直ぐに夜間病院に連れて行ってなかったらもしかたら命がなかったのかもしれないと思うと、今回僕が帰郷した意味はムンスを助ける為だったのかもしれない。
そして、ムンスが大好きだった父がそれを教えてくれたのかな?


次に実家に帰る時には元気な姿のムンスに会えますように…

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