今回は、四間穴熊が△61金、△74歩型で待機してきた場合の指定局面戦です。
アマ大会などでも見かける、非常に重要な局面です。
ここからソフトVSソフトで戦わせます。PCのスペックはcorei7の6900位です。普段は株やFXのデイトレ用の高性能PCです。
【第一図、△74歩まで】
ここから▲24歩△同歩▲35歩△同歩▲65歩!とプロの実戦でも出てきた仕掛けです。
【第二図その①】△67金まで。
第一図から▲65歩に△同歩▲33角成△同桂▲24飛△66歩▲44角△67角▲53角成△78角成~△67金となった局面です。
見たことあるぞ!という方も多いのではないでしょうか。ただしこれは実戦には現れなかった変化図です。こちらも動画内で詳しく解説しています。
ソフトと見解は、ここから▲62馬△78金▲61馬で、△68金には▲69歩、△88金▲同玉△61馬には▲79金で、若干先手持ちという感じでした。動画内ではさらに詳細に解説しています。微差でしたので、またやらせてみたいと思います。
実戦は△78角成
に代えて、△57歩。こちらもいろいろな本に載っているような変化です。
実戦はここから▲62馬△同金直▲67銀△同歩成▲同金△58歩成▲51飛△66歩と進みました。
【第三図】▲51飛まで
ここから△66歩のタタキに▲77金が正確な応手で、以下△68銀と絡んで大熱戦が続きました。余りにも変化が膨大でとてもブログには書ききれないのですが、動画内では出来る限り枝葉のところまで追求して研究しました。
動画は一番下に置いてあります。参考にして頂ければ幸いです。
次回は、△61飛△52金型を調べていきたいと思います。
【本記事のベースになった動画】
【後手が△74歩を入れずに仕掛けてくる動画】