名古屋城北ライオンズクラブは、名古屋盲学校の小学部児童16人を招き、同市北区の畑で「さつまいも収穫祭」を開いた。収穫期を迎えた畑で、子どもたちがイモ掘り作業に挑戦した。
この行事は子どもたちに収穫の喜びを体験してもらおうと、1987年から続けている恒例行事。クラブ会員が所有する農地の一部を開放し、養護学校や盲学校の児童にサツマイモや大根などの農作物を提供している。
会員ら約30人が畑で出迎え、一緒にイモ掘りを開始。子どもたちはツルをたどりながら夢中になって土を掘り「おっきなのが取れたよ。見て!」と笑顔でサツマイモを抱えていた。
会員の光田岳司さんは「楽しんでもらえて良かった。子どもたちの明るい表情を見ると、こちらもうれしくなる」と目を細めていた。