先日の患者さんとのやりとりで

「しょうえい先生の言う通りにしたら、

前屈がしやすくなった✨

最近は動かすのが楽しい!!」

というコメントをもらいました✨


こういう一言をもらえるとうれしい!!

ちょっと照れくさいけどね💦


と同時に、

治療ってただ痛みを取ることではない

とも思いました。


皆さんは【治療】と聞いて

どんなことを連想しますか?


ちなみに辞書には

治療とは病気やけがを治すこと

とあります


僕の中では

「治療」とは

痛みを原因を知り、コントロールの方法を知ること

と思っています


例えば

辞書通り治療=治すこと

ならば痛みがなくなれば、治療は終了なのです


本当に治っているのならば

もちろん再発はしないはず。


しかし

治療していると

「年に何回もぎっくり腰の痛みに悩んでいます」

という方に出くわすことがあります


なぜ痛みをくり返すのか?

答えはシンプルです。


何も変えていないから

痛みには必ず原因があり

痛みの原理原則が存在します


僕は痛みの原因は

日常の身体の使い方にあると思っています

つまり

痛くないからと

以前の生活に戻ったから再発したのです


では

痛みの原因を知り、コントロールを知る

とは何かというと

具体的に

痛みを出どころに【気付き】

痛みが出ないよう【行動】する

これが治療なのです


【気付く】

そうか!気付けばいいのか!

といっても人は一人では気付けません。


もし世界に自分一人だったとしたら

何も気付くことはありません

他人が存在するからこそ、

「わたし○○なんだ」と気付くわけです


だから

身体の専門家である先生に聞くのです

腰が痛いと思い専門の先生に相談して

「腰硬いね」と言われてはじめて

「わたし腰硬いんだ。だから痛かったのか!」

と気付くものです。


今ではネットが普及しているので

相談しなくても「わたし○○かも」と

気付いている方も多いです


【行動】する

ただし気付いたとしても

具体的に変えなければ意味がありません


これに気づかない方がかなりいます

キャンセルしたままそのまま…。と思ったら

数ヶ月後に「またやっちゃいました💦」

なんてこともザラにあります

そのことを伝えきれていない僕らも良くないのですけど


痛みの原因は日常にありますと言いました

なので

日常でできる簡単なストレッチを教えたりします


ストレッチをやることではありません

日常を変える習慣をつけるアドバイスです。


つまり

やることはなんでもいいのです


やれば変われるかもしれない

しかしやらないと今のままなのです


つまり

これが痛みの原理原則です