2022年11月9日(水曜日)

 

 

特設緩和ルームより

ライブで発信しています。

思いつくままに果てるまで

更新しまっせ。

 

松竹一郎。

 


 

久し振りに病室の喧噪から逃れることができ、

昨日はぐっすり熟睡できました。

 

いままでおこなってきた「がん治療」と「緩和療法」の違いが上手く理解できず困惑していましたが、ようやく落ち着いてきました。

 

主治医には退院直前まで「一粒でもいいからゼローダを飲ませろ!」と駄々をこねてやりましたが、

 

「みすみす松竹さんの死期を早めるようなことを僕にさせないでください」

「抗がん剤治療は私にはできません」と泣きながら懇願されました。

 

主治医にも辛い思いをさせてしまいました。

反省しています。

 

結局、実存するがんは大きくなる一方で消し損ねましたが、心のがんは消えつつあります。

 

今後は「緩和」と向き合いながら、新たな情報をリアルに発信します。

麻薬のせいでへんな文章になるかも知れませんが、ご容赦くださいまし。

 

【現状認識(余命予測)】

今の私の病状はいわゆる「がんの悪液質(カヘシキア)」によるもので、骨転移、胸水、腹水の貯留も認められていません。

余命に関しては主治医は口を濁していますが、増悪が止まらなければ早くて2週間、うまく現状を継続させることができても最長2、3ヶ月と思っているようです。

ちなみに今朝の体重は54.7キロ。

日々の状態を客観的に把握し、確実に余命を延ばすことにエネルギーを集中します。

いずれにせよ、終末期においては突然がつきものですので油断はできません。

次に現在処方されているクスリについて説明します。

 

【クスリについて】

クスリについては、あくまでも「がん悪液質」の進行を食い止めることにつきます。

具体的には

・倦怠感を抑え寝たきりにならないようにする

・痛みを緩和させるの2点が中心となります。

 

今回は8種類のクスリを処方されています。

1つづつ解説します。

みなさんお馴染みのクスリだと思います。

 

 

(1)オキシコドン(麻薬)

これが今回の緩和のメインのクスリかと思います。

「痛み」を止めるクスリです。

カギのマークが不気味です。

1日2錠、12時間空けて飲みます。

効き目の実感はありませんが、思考回路に影響が出ています。

 

(2)デカドロン(ステロイド系)

「倦怠感・吐き気」を止めるクスリです。

1日1錠、朝食後服用。

化学療法中は頼んでもなかなか処方してくれなかったのに、緩和になった途端に大盤振る舞いになってます。

この期に及んではステロイドもヘチマもないようです。

 

(3)オキノール(麻薬)

我慢出来ない痛みを瞬時に和らげる頓服薬。

今のところお世話にはなっていません。

できれば飲みたくないクスリです。

 

(4)カロナール

ロキソニンの代薬です。

1日4錠、毎食後と寝る前に服用。

 

(5)レザルタス

(6)オルメサルタン

どちらも降圧剤です。

1日1錠、朝食後服用。

飲み慣れたクスリなので問題なし。

 

(7)補中益気湯(漢方薬)

食欲改善、うつ症状の軽減にも効果があります。

飲みにくいのでオブラートに包んで飲み込んでいます。

副作用もなく、エドルミズよりはこちらの方がいいと思います。

1日3回、毎食後服用。

 

(8)湿布薬

以前は肩の痛みの緩和にロキソニンテープを貼りまくっていましたが、今回からはこれに変わりました。

痛み止めのクスリをたくさん処方されたので、今のところこれの出番はありません。

 

クスリの話はここまで。

 

【食事】

・朝はコーンスープを一杯。

・昼はしじみのみそ汁とちっちゃなパンを1個

・夜はカレーうどんを少々

籠城初日なので無理はしないようにします。

 

【その他】

夜になって今日初めて100歩ほど歩きました。

ついでに外で一服。

無敵の緩和患者には禁煙などクソ食らえでございます。

 

 

今日はここまで。

明日も更新するよ〜!

 

 

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

いいね!やコメント感謝しています。

フォローしてくれてありがとサン。

 

みなさんどうぞお大事に。

 

松竹一郎。

 

 

私のがんは消えている。

(俺は奇跡のラッキーマン!)

 

ツイてる。

消えてる。

うれしい。

たのしい。

ありがとう。

 

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