◎アドミラルシップ →4着
○サンライズジパング →3着
もうひとつの2歳G1である朝日杯は3着に牝馬のタガノエルピーダが食い込んだ
エルピーダは新馬戦1戦からの臨戦だったが馬群の中を縫って立派に戦った
評価のポイントは時計が新馬にしては優秀だしアガリ33.5も光り
新馬1戦1勝馬だが、まだ経験が浅い馬も多い中ならチャンス大
長く脚を使えるとみたからだった
人気のシュトラウス、ダノンマッキンリーは暴走と凡走でぶっとんだのだ
能力は高いのは確かだが折り合いに疑問符があった2頭
これだから2歳G1はわからない
外国人騎手マーカンド、ルメールでも手が合わなければ
馬は走らない
何でも外国人がいいというわけではない
これが今年のトレンドとするならば
ホープフルSで分の悪いといわれる1勝馬が勝ってもおかしくないだろう
アドミラルシップの新馬戦は時計こそ遅い(2.05.4)が
手ごたえには十分な余力があり戸崎はムチを2発でGOサインを出して
しっかり差し切っての勝利
折合いもスムーズだったし2着馬を勝ちポジマークしてからの抜け出し
と教科書通りの勝ち方
反応がやや鈍いのが気になったがこれは父ゴールドシップ譲りなのかだが
GOサインを出してからは口向きの悪さを修正して真っすぐ伸びたあたりに
レースセンスと折り合いの良さを感じた
先に抜け出していた1番人気ルメールのヴィレムを捉えたら
そのまんままだ手ごたえの良さを残しての勝利だった
時計で評価せずに内容で評価してみたのだ
そのヴィレムだが次2000m戦は勝ち時計を5秒も詰めて2.00.4で勝利した
新馬ではヴィレムは太目だったせいなのかもしれないが
同じパフォーマンスアップを見込めば
アドミラルシップもこれくらい時計を詰めて来てもおかしくない
つまりヴィレム戦の新馬戦は結果的にレベルが高かったとみたのだ
もしホープフルSでこの時計を出せれば恐らく勝ち負けまで
十分可能性があるし当然まだまだ詰めれるはずだ
距離は伸びていいはずだし、皐月賞を制した父ゴールドシップ
さらに半姉にはライラックがいる
ライラックの父はオルフェーヴルだが
父ゴールドシップのほうが素直で悪癖は少ない
ただ反応が鈍いだけだ
内枠からドイル騎手で先行策が取れれば
新馬戦で前の馬を捕まえに行ったあたり馬込みも気にしなさそうだし、
気の悪さがなさそうなのがいいじゃないか!
ヴィレムに続いて時計を5秒詰めて勝ってもらおう
過去10年の勝ち時計の最速はキラーアビリティの2.00.6だから十分可能だと思う
それでなくても今年の中山は馬場が良いので
内をロスなく回せるのは有利だ
相手も爆穴だがサンライズジパング
この馬はダートを中心に使っているが新馬戦の芝戦もなかなかのものだった
新馬戦の芝戦は勝馬があのダノンエアズロック
ダノンエアズロックといえばアイビーS勝馬でもあるんだが
このアイビーSがハイレベルだった
ここから逆算すると新馬戦は4着だったがサンライズジパングも芝でも
重賞級の走りができる可能性があるとみた
新馬戦は相手が悪かったので仕方ないが取りこぼした後は
ダートで勝ち上がった
4角で膨れてコーナーワークには課題があるが
そのあとのJBC2歳優駿はスムーズに急カーブを回って2着
勝馬はG1級藤田オーナーのフォーエバーヤングなのだからこれも仕方ない
しかし進境は見えた
次のカトレアSは芝とダートの切れ目で躓いてリズムをくずしたので
大敗もしょうがない
新馬戦からの芝戦の成長分を見込めばレースも5戦目でうまくなってるはずだし
十分勝ち負けになっておかしくない
ダートを挟んだ馬は人気しにくいのでねらい目としては十分だ
しかも前走はズッコケて2桁着順と人気落としの要因もち
キズナ産駒なので大箱のほうが良さそうだがねらい目としては十分
また同じダノンエアズロック戦を使っているレガレイラを狙うよりもこっちが妙味だ
もちろんレガレイラも強い馬だとは思うが、
外枠を引いてしまったし瞬発力に特化しすぎているのが気にかかる
イーブンペースの持久戦になったらあの足は使えないリスクがある
相手は1.2.6.9.11.12.13.15.16.18