その昔、かみのやま市に長谷川製糸工場というところがありまして、養蚕農家から運ばれた繭を糸に仕上げ、世界に輸出をしていました。
ニューヨークやパリにも顧客がいたんですって、戦前に。
それぐらいこの山形で作られる生糸「羽前エキストラ」はクオリティが高かったらしいです。
その工場の跡地の母屋の中庭で、山形大学の学生さん向けに落語をやらせていただきました。
民話「ぬかぶく大明神」も取り入れた創作落語。
暑い中、聴いてくれた学生さんに感謝です。

残念ながら今は化学繊維の時代ですが、いつかまた復活すれば嬉しいです。
