気象系の(山メイン)妄想小説です
実在する人物・団体とは一切関係ありません
BL的表現(18禁)を含みます
ご理解のある方のみお進み下さい







S side






居た堪れなくなったのか…





『ぁのっ…し…失礼しますっ…///!』

『智っ…///!』

『大野くんっ…!』

たんっ…!





突然…舞台から飛び降りて…

一気に外へと走り去ってしまった…








『はぁっ…はぁっ…///』

居たっ…///!





直ぐに追い掛け…

途中…立ち止まっているのを見付け…





『智っ…///!』

『っ…///!』

後ろから…声を駆け…





『ぁ…///』

『待てって…///!』

グイッ…!





咄嗟に…その場から離れようとするから…

捕まえるようにして…腕を引っ張り…





『ぅわっ…///!?』

『っ…///』

ギュッ…!





『智…逃げるなよ…///』

『ぅ…///』

よろけた身体を引き寄せ…

俺の…腕の中へ…





ドクンッ…ドクンッ…ドクンッ…///





『ふはっ…さっきのビックリした…///』

『んなことなぃょ…///』

謙遜するところが…また愛おしくて…///





『マジ…惚れ直した…///』

『っ…///』

そっと…耳元で甘く囁いた…





ドクンッ…ドクンッ…ドクンッ…///





ふわんっ…

あぁ…この香り…///

堪らないな…///





『翔…離れろ…』

『っ…///!?』

ドクンッ…///!?





この声…





『っ…翔一郎…』

『櫻井(翔一郎)先輩っ…///』

クソッ…

また…お前かよ…





ぐっ…///!

え…?





次の瞬間…

智に…胸を押され…

身体が…離れた…





そうだよな…///

智は…翔一郎の事が…





何故だ…///

智に限らず…何故いつも…アイツなんだよ…///





っ…///

いや…別に…他は譲ってもいい…





でも…智だけは…

智だけは…絶対に…///





翔一郎には…渡せない…///