生きていてあたりまえのことも、今の父には幸せに感じるらしい。

生きていることが幸せ。


それは、死ぬかも知れない不安を知った人しかわからないんだろう。

皮肉なことに。



父の回復力にはおどろかされている。


生きることを面倒に思う私。


生きることに精一杯な父。


毎日のリハビリもがんばる。

うまくいかない自分にいらいら。



でも 私たちは知ってる。


父ががんばればがんばるほど、蝕まれている体。


本当に病が気から来るものならば。



どうかこんなにがんばっている父を生かしてあげてほしい