身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法 -57ページ目

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

その昔、「学ぶ」と「訪ね歩く」は、同義語だったという。

ネットワークが発達した今日でも、その本質は変わらないと思うので、

ワタシの帰山は寄り道だらけとなる。

(と言い訳しておく)。


寄り道 其の一

綾南道院、表敬訪問



高松空港に到着して、レンタカーで向かったのは、敬愛する加藤義秋先生の道場。

ちょっとお土産をお渡しするつもりだったのが、

あれこれごちそう攻めに!

当身を越えた当身、圧法を越えた圧法=秘技「抱腹絶倒」で、おなかを抱える一幕もありましたが、

今年も本山に到着する前に、すでにたっぷり勉強させていただきました。


写真は、「合掌丁字」のコツを身体で学んでいるワタシ……。

かなり痛いです(合谷も同時に!)

「筆舌のよくつくすところではないので、師事して口伝を受け体得すること」(教範)



寄り道 其の二

五畳半道場(少林寺拳法記念館)&金剛殿(旧本部道場)



続いて、今年4月に改修・整備事業が完了したばかりの、

五畳半道場と旧本部道場を見学







少林寺拳法は1947年10月25日、開祖が購入した自宅の一室、

この五畳半道場からスタートした。


せっかくですので、道衣に着替えて記念撮影



(行動を共にした、K先生とワタシ、T先生)



開創当時、開祖と高弟の方々は、ここでマンツーマンの稽古を行っていたとのことなので、恐れ多くも、イメージカットを撮ってみました!

(あくまでイメージです)




この五畳半道場=少林寺拳法記念館に隣接するのが、

本部道院=金剛殿

1966年に桃稜公園南側の台地(山)に、現在の錬成道場が完成するまで、ここが少林寺拳法の、本山・本部道院だったが、

開祖生誕100年記念事業の一環で、全面建て直しとなり、このたび「金剛殿」と名付けられ、新生本部道院として活動を再開。





金剛殿の外観





こちらは改築された旧道場の二階の様子

改築前の梁材を利用して、かつての旧道場の趣が残っていました。



こちらが金剛殿の一階。本部道院の道場。

今回の帰山で、錫杖伝など、法器の修練についても、新情報を得たので、イメージカットを

(あくまでイメージです)


いずれにしても、こここそが少林寺拳法 発祥の地で、拳士にとっての聖地のひとつ



聖地は、「意場」と「気場」が違います!?


7月に、門下生を引率して、再び帰山する予定があるので、彼らにもその違いを感じてもらいたいな~


(麺地巡礼編に続く)



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107

5月14日~15日、今年の道院長研修会(一次)を受講するために、

香川県多度津町の、金剛禅総本山少林寺に帰山してまいりました。







本山は、我々拳士にとって特別な場所!

先賢、先達から“喝”を入れてもらい、全国から集まってくる同志から、刺激を受ける貴重な機会です。



講習会二日目(15日)の朝には、5月12日が命日の、宗道臣先生の遺徳を偲ぶ、開祖忌法要も執り行われました。






今回の開祖忌法要では、“山門衆”の一期生、山口県の長田正紀先生が、在りし日の開祖について、語ってくださりました。



開祖の魅力、開祖の優しさ、厳しさ、師に仕えるということ、師弟愛……。

笑いあり、涙あり、この長田先生のお話を拝聴できただけでも、帰山した甲斐がありました。



また、開祖とともに開創期の少林寺拳法を支えた田村道明先生や、大阪の武内章臣先生からも、開祖との最後のお別れの際の秘話も教えていただきました(感動)



(写真は、左から千葉T気のT先生、田村道明先生、京都の峠徹先生、ワタシ)


今回ご教示いただいたことを肝に銘じ、

開祖と先達が築き上げた、この素晴らしい少林寺拳法を、正しく後進に伝え広めていくために、褌を締め直して、道院運営にあたっていく所存です。


道明先生をはじめ、現地でご指導いただいた先生方、地元から行動を共にした、K先生、T先生、現地で合流したS先生、Y先生ご夫妻、K先生、その他の法縁各位にも、厚く御礼申し上げます。

今後とも、ご厚誼のほどどうかよろしくお願いします。


(寄り道編に続く!?)



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106

5月は行事が山盛りで、本山で受講した道院長研修会のことや、昨日の4道院合同の春季合宿@「手賀の丘自然の家」のレポートなどもアップしたいところですが、筆というか、タイプが追い付かず……


というわけで、まずはこれから!


5月7日の「宗道臣デー」(少林寺拳法体験教室 http://ameblo.jp/shorinjikempo-abiko/entry-12159617688.html )で、募った、熊本地震の被災者のための義捐金が、

1万8301円集まりました。






それを本日、本部の『少林寺拳法熊本地震災害義援金』口座に、
「我孫子道院 有志一同」の名前で、送金させていただきましたので、ご報告させていただきます。





皆さまからの善意が、熊本の、そして大分の地震被災者に、少しでも役に立ちますように……。

ご協力いただいた法縁各位に、心から感謝申し上げます。

再拝 再合掌


本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『100

本日、5月12日は、少林寺拳法の創始者、宗道臣先生の命日……

(宗道臣開祖は、1980年5月12日に遷化されました 合掌)


全国の各道院では、この開祖の命日に合わせ、開祖の遺徳を偲び、この道に精進することを改めて心に誓う、開祖忌法要を執り行うとともに、

開祖の志を、地域社会に向けて、実践・発信する機会として、「宗道臣デー」という行事を行っています。


我孫子道院では、先日、5月7日に、その開祖忌法要と、「少林寺拳法体験教室」を実施いたしました。




宗道臣先生が掲げた、少林寺拳法のスローガンは、

「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」

その教えに従って、今年は熊本地震の被災者のための義捐金も募りました






午前中は、この開祖忌法要と、通常稽古


昼食を挟んで、午後からゲストをお迎えしての、

「宗道臣デー」=少林寺拳法体験教室のはじまりはじまり







この扉を開けて、道場の中に入ってきてくれたのは……




20数名の体験者!!




準備運動・鎮魂行からスタートし、





基本の突き・蹴り・受け




八方目に運歩法


柔法のさわりとして、鉤手守法の初歩を体験してもらい、

少年部の拳士による組演武や、親子演武を見学してもらいました


この「宗道臣デー」の「少林寺拳法体験教室」は、今年で3回目

新しい試みとして、最後は天地拳第一系(単独演武)に挑戦!

今回の参加者は、筋がいい方が多く、

一応、号令合わせて、天地拳第一系ができるようになって締めくくり!?




こうして、無事に2時間ちょっとの体験教室が終了!

GW終盤のお忙しい中、たくさんの方々にご参加いただき、本当にありがたく思っております。

また献身的にサポートしてくれた、我孫子道院の門下生にも感謝


限られた時間の中で、できるだけ少林寺拳法の魅力を伝えようと工夫を凝らしたつもりですが、いかがだったでしょう?


大人から子供まで、そして今年は多数の女性にも体験していただきましたが、

少林寺拳法の良さというのは、本や動画を見たり、話しを聞いただけでは、なかなか伝わらないと思います。

少林寺拳法が、どのようなものなのか知っていただくには、やはり実際に体験してもらうのが一番!!


「もっと経験してみたい」という人は、ぜひ、普段の稽古日に体験入門してみてください


体験教室に参加されなかった方の見学・体験入門も、随時お待ちしております




そうそう、大事なことを忘れていました。

「少林寺拳法体験教室」の開催のお知らせは、

今年も拳士たちの手作りチラシを配布してもらいました!





どれも力作・傑作ぞろいです





本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『109

GWになりました!


既報の通り、

我孫子道院では、5月7日に

「未経験者のための少林寺拳法体験教室」を開催します。



(このポスターは、一般部の有段者拳士、通称“画伯”の作品です)


詳しくは「少林寺拳法体験教室のお誘い」のページへ

http://ameblo.jp/shorinjikempo-abiko/entry-12013036878.html


今年のGWの思い出のひとつに、ご家族でぜひ!



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105