身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法 -50ページ目

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

先日の「少林寺拳法体験教室」の開催に際し、

拳士にはその案内状を制作してもらいました。

 

(せっかくなので、コピーを取って、道場に貼り出してみました)

 

基本は「手書き」

上手い下手は別として、やはり手書きは気持ちが伝わります。

これを各自5枚ぐらいコピーして、友人、知人、近所の人に配ってもらいました。

なかには、自分の通う小学校の入学式に、たくさんチラシをもって登校し、新入生たちに配ってきたというクループも!!!

(もちろん自主的に。アイデアも、実行も子供たちが主体。うれしいし、頼もしい限りです)

 

体験教室当日、18名の参加者を得られたのは、手書きのチラシを手渡しで配った彼らの熱意のおかげです。

 

インターネット全盛の時代ですが、手書き、手渡し、口コミの力は絶大です。

 

子供たちから、あらためて少林寺拳法が大切にしてきた「面授面受」の指導法の重要性を教わった気がしました。

 

◆作品ギャラリー◆

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105

ゴールデンウィークの終盤の昨日、

1980年5月12日に遷化された、少林寺拳法の創始者、宗道臣先生(開祖)を偲ぶ、開祖忌法要を執り行い、

開祖の志を、地域社会に向けて、実践・発信する機会として、

「少林寺拳法体験教室」を開催しました。

 

午前中は、まず開祖忌法要から

 

今年は、開祖を見習って、

「何をするのでも、まず自分が動く。そのうえで周囲の人の賛同を得て、周囲の人にも動いてもらえるようになろう」といったお話をさせていただきました。

 

そのあと、お昼までは通常稽古。

 

そして楽しいランチを挟んで、

 

未経験者のための「少林寺拳法体験教室」

 

例年5月に行ってきた、この「少林寺拳法体験教室」も、今回で4回目。

門下生が、様々な形で、勧誘、アピールしてくれたおかげで、

今年も、体験者10名、見学者8名にお集まりいただけました。

体験は、準備運動と鎮魂行からスタート!

 

少林寺拳法は単なる武道やスポーツではない、「行」であることも最初に説明。

「行」=強い人が弱い人を背負った姿=「ぎょうにんべん」が、二組向かい合った姿。

 

技術は、八方目、運歩法、間合いの考え方、剛法の基本。

柔法は、鉤手守法+目打ちといったところまで。

 

最後に、少年部の組演武、団体演武、親子演武を何組か紹介し、約2時間のプログラムを終了。

 

体験者は、皆さんじつに熱心で、体験会終了後の茶話会では、

「入門しようと思います」

「普段の稽古日に、また体験させてください」

といった前向きなお話をたくさんいただけ、大いに手ごたえを感じた一日でした。

 

これも、準備から、当日のアシストまで、力を貸してくれた門下生各位のおかげです。ありがとう。

 

少林寺拳法は、

小学生から、青年、壮年、熟年、老年まで、年齢、性別、体力、体格に合わせ、自分のペースで稽古ができます。

 

みんなの中で、仲間と一緒に楽しみながら成長・上達していくのが少林寺拳法です。

 

いまから、ここから、あなたも我々の仲間です!

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『108

 

皆さま、GWいかがお過ごしでしょうか?

今日から5月になりましたので、今度の土曜日に実施する、我孫子道院の「少林寺拳法体験教室」のお知らせを再掲します。

(以下、4月3日にアップしたものと同じ内容です)

 

毎年5月に行っている、未経験者のための少林寺拳法体験教室を、下記の通り開催します。

 

 

以下の写真は、2016年の体験教室の様子です。

 

 

未経験者のための体験教室ですので、大人から小学生まで、経験、性別、年齢は不問です。

まずは、実際の稽古内容や、道場の雰囲気に触れてみてください。

(終了後は、簡単な茶話会もご用意させていただきます)

 

道場へのアクセスやお問い合わせは、我孫子道院のホームページまで

http://abiko.kongozen.com/

 

4月8日は、龍華会(りゅうげえ)。

龍華会とは、釈尊の誕生日(4月8日とされる)を祝う仏教行事。

灌仏会もしくは花まつりの名称の方が一般的かもしれないが、

少林寺拳法の技法に、「龍華拳」(手、腕をとられたときの逆技、投技 56種)という系統があるので、、我孫子道院では「龍華会」と呼んでいます。

 

今年は、その4月8日、二名の拳士に、僧階辞令を授与しました。

 

(当日の様子。我孫子道院の専有道場がある子之神大黒天は、隠れた桜の名所)

 

この日、僧階を補任されたのは、権中導師のT・A拳士と、新たに少導師となった、M・I拳士。

 

少林寺拳法の資格には、

拳の修行の進歩の度合いを示す「武階」(級位・段位)と、

拳の修行に、精神面の成長度を加え、両者を統合した拳禅一如の修養の段階を表す「法階」(拳士号・範士号)がある。

 

その他に、人づくりによる国づくりを目指す、金剛禅運動の布教者になることを志して、金剛禅総本山少林寺の僧籍に編入された者(希望者)に対して与えられる僧侶としての階級があり、それが上記の「僧階」になる。

 

◆僧階辞令授与式の様子◆

 

僧階は、道院長になるには必須の資格だが、その他の修行者は、あまり必要性・重要性を感じていない資格というのが実情だろう……。

 

しかし、開祖は

「もっとも理性的であり、しかも人間性の深さを究明して、物心両面の安らいを得られる教えは、いろいろの思想や、宗教遍歴を経てきた経験から、釈尊の正しい教えをおいては他にはないと私は考えていた。しかしそれは葬式や法要や読経や祈祷を業としているような、現代の寺院仏教でないことも明らかであった」とし、

釈尊の正しい教えと達磨の遺法、行法を、現代に生かすために、金剛禅総本山少林寺を開基された。

 

また開祖は、

「釈尊の言葉や我々の教典、エッセンスで悪いことは一つも書いていない。ウソも書いていないものにどうして抵抗があるのだろう」

とも述べられている。

「僧階」に何となく抵抗がある人は、もう一度、開祖のこの言葉を読み直してほしい……。

 

 

というわけで、少導師になったM・I拳士、権中導師になったT・A拳士、おめでとうございます。

いきなり、「金剛禅の布教者なんだ」と気張る必要はないので、「いまから、ここから」の精神で、少しずつ勉強していってください。

(拳法と同じで、学べば学ぶほど、興味が湧いてくるものです)

 

◆オマケ

道場の玄関から見た、桜の花……

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104

4月1日は、貴重なエイプリルフールにもかかわらず(?)、

恒例のお花見会を行いました。

 

毎年、4月に行っている、我孫子道院のお花見会では、

小学校を卒業し、道院でも4月から少年部から一般部に加わる、

新中学生の卒・入部式を行っています。

今年の新中学生はこの三人。

お祝いに拳士会から、一般部用の科目表をプレゼント!

勉強と部活に勤しみながら、少林寺拳法の修行も上手に鼎立させてください。

 

そして、一週間前の昇級考試で、八級(黄帯)、六級(緑帯)、三級(茶帯)に合格した4人に、新しい帯を手渡しました。

みんな笑顔で誇らしげです。

ますますの精進を期待します。

 

そして、お祝いだけでなくさみしい話も……

中学生グループのけん引役で、有望株だった新中学2年生のMクンが、神奈川県に引っ越しすることになり、この日がラスト稽古に……。

当日は、準備運動と基本の号令、鎮魂行の主座もやってもらいました。

Mクン、

引っ越し先でも少林寺拳法を続け、また我孫子道院にも顔を出してね~。

 

こうして午前中、稽古を行った後は、

お弁当持参でランチ会。

 

 

ホットプレートで、焼き鳥や、フランクフルト、ホットケーキなどを焼く、屋台コーナーも用意して、お花見らしく、にぎやかに、楽しい時間を過ごしました。

 

 

大人の人には、お花見に欠かせない飲み物も各種用意!?

 

 

あいにくの天気で、屋外での「お花見稽古」はできませんでしたが、写真の通り、道場の窓越しでも、きれいな桜がたくさん見えるのが、我孫子道院の特徴!

 

かくして、今年も楽しく新年度を迎えることができました。

 

この年度初めにあたり、我孫子道院では新しい仲間を募集しております。

近隣の皆さん、この春こそ、少林寺拳法をはじめませんか?

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105