GodoxのLEDライト、SL60W と SL150W が揃ったので、両者を比較してみた。
用途としては、室内での商品撮影用。
撮影スタイルは、最近すっかり習慣になってきたシャッター速度優先モード(1/200秒固定)での手持ち撮影を行うことを前提としている。
そのため、実際にデスクの上に商品を置き、ISO感度を100、200、400の3段階で、ライトの輝度調節を10%~100%まで変化させ、シャッター速度1/200秒で適正露出になる状態を調べてみた。
SL60Wの場合、ISO感度が100だったら、60%以上の明るさにすれば、シャッター速度が1/200秒以上で手持ち撮影可能。SL150Wの場合は、30%以上の明るさから、1/200秒以上での手持ち撮影が可能、という結果です。
実際の撮影では、サイドから補助的な照明も当てたりするので、この結果よりもっと明るい状態になるはず。
おおまかに言って、出力の小さなSL60Wでも、明るさ調整ボリュームを半分以上にしておけば、ISO感度が低いカメラでも、手持ち撮影OKという感じ。
出力の大きなSL150Wにおいては、ほぼ全域で明るさ十分。自分が行う商品撮影には、SL150Wはオーバースペックとも言えそうな明るさ。
SL60Wは小型で十二分に明るいので、SL60Wを2台体制にするのが使いやすいかも、と思う。