優先順位の真実。

昔、ある飲食店チェーンの創業者から教わった、優先順位についての話。

いいか、「お店をオープンし100万円の給料が欲しい」という人がいたとする。

しかし、ほとんどの店主は、売上から仕入や経費の支払いをした後に、自分の給料を出そうとする。

 

「毎月の売上の中から100万円を先に取り、残りでやりくりする」という人は、めったにいない

 

 

「だから、目的の100万円はなかなか手に入らない、成功する人は少ない」という話だった。

 

「100万円の給料を得る!」と意気込みつつも、実際には、自分の給料は後回しにして、他を優先し、わざわざ最もお金が少なくなる、最後の最後に給料を得ようとする。

 

いわく「願っていることと、行っていることが、全然反対。まるで逆のことをやっている」というのである。

 

私はこの話がすごくショックだった。正に目からウロコ。最初に自分の給料を確保する、というやり方はまったく考えたこともなかったからだ。

 

先に給料を取ることが正しいとか悪いとかいう話ではなくて、これは、知らず知らず、無意識に自身が決めて行っている「優先順位」についての話。

 

何を優先し、何を後回しにしているか。本能というか、その人の考えている本音、本当の価値観が、そこに現れているということ。

 

言われて初めて、自分も間違いなく最後に給料を出そうとする人間であることに気付いた。つまり、自分の収入の優先順位を最も下位においている人間だったということ。

 

そして、この話を聞いてからウン十年が経った、実は今でも、自分の取り分ついては後回しになっており、そのため、相変わらず大きな収入を得ることができないままでいる…。(^_^;

 

こんなにも優先順位を変えることは難しい…。自己変革、イノベーションとは、何と至難の技なのだろう…。

 

(つづく)