日本の包丁を世界の人が買っている | 知っておいて損のない情報ブログ

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経産大臣指定伝統的工芸品というものがあるんだそうで、
その一つに、堺打刃物があります。

堺打刃物が何かと言うと、堺市周辺で作られた刃物製品のことだそうです。
もちろん現代の話ですから、日本刀ではなくて包丁のことです。

金属加工で有名なのは、堺の他に、岐阜の関市、新潟の燕市などがありますが、
TV東京の「和風総本家」で、フランスの有名シェフが、愛用する包丁を作ってくれた職人さんに会うために、わざわざフランスから燕市まで訪ねてくるというシーンがありました。

日本の職人さんは、いいものを作りすぎるので、長持ちしすぎちゃいます、
買い替え需要が起きないわけですから、経済原理に反しています。
でも、物の価値はお金じゃない、
作る者と使う者、本物を知る人たちはちゃんと心が通いあってんだ、と思わせてくれるシーンでした。

フランスで、毎年、フランス料理の世界一を競うコンテストがあります。
ここで優勝するとお店が予約でいっぱいになったりとか、
大使館付きの調理長になれるとか、将来が約束されたようなものなんだそうです。

コンテストですから、優勝者に与えられるのは個人的な名誉なんですが、実はこのコンテスト、国の威信をかけた戦いでもあるんだそうです。
各国とも、国を代表するポープを選び出し、半年以上も前から準備をし、いろいろな人達の協力のもとに出品料理を作り上げていくという、それは恐ろしいコンテストです。

特にフランスは、ここ数年優勝がなかったということで、力の入れようは半端ではありませんでした。
いえ、フランスばかりではありません、どの国の代表もマジモード全開です。

日本代表は、さすが日本人というべきか、材料や料理ばかりでなく、カトラリーにも凝りました。

たしか関市のメーカーだったと思うんですが、よく切れて、切れないナイフを作ってくれ、
という形容矛盾としか言いようのない無茶な注文を出しました。

肉はよく切れなければならない、でも、切ったナイフで肉を口に運ぶ人もいるから切れすぎるのは危険、ということなんだそうです。

恐ろしいのは、それを作ちゃったんです。

十数人の世界の有名シェフが審査員になり、味や見た目などの総合店で順位を決めるんですが、
その半数以上のシェフが日本代表のカトラリーをもって帰っちゃったんだそうです。
気に入ったのは、料理ばかりではなかったというわけです。

NHKBSでその様子が放映されたんですが、思わず見入っちゃいました。
ちなみに優勝したのはフランスで、なんとか面目を保ちました。
日本は3位か4位だったと思います。


堺の刃物が有名になったのは、16世紀後半にタバコをきざむタバコ包丁(中華包丁とそば切り包丁の合の子みたいなやつ)が作られ、その技術力と質の高さが認められ、江戸中期には幕府の専売品として全国に広まったからだそうです。

その技術が包丁に生かされ、様々な包丁が作られる元になったとのことです。

 

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