レヴュー:「ぼくの村の話」(尾瀬あきら) | しょむ研 泡沫ブログ(しょむ系政治勢力研究会ブログ版)

しょむ研 泡沫ブログ(しょむ系政治勢力研究会ブログ版)

http://www.youtube.com/@shomuken 各種選挙のしょむ系候補(諸派・無所属のミニ政党・泡沫候補・インディーズ候補)観察,共産趣味(極左・市民派観察),極右・カルト宗教観察,評論・ルポ・ノンフィクション系同人誌製作,動画配信等. shomuken@ymail.ne.jp

 1966年、政府は新空港の建設予定地として、突如千葉県の農地を指定した。新聞報道で知った農民達は激怒。反対運動を始める。当初は革新政党の支援を受けて非暴力的に行なわれてた反対運動だが、後に新左翼の支援を受けて実力闘争路線に転ずる。反対運動は過激さを増していき…。

 

 成田空港建設反対運動(三里塚闘争)を題材とした漫画。作品の舞台は1992年で、主人公の回想という形で描かれる。主に熱田派(主に「赤ヘル」こと共産主義者同盟(共産同、ブント)の支援を受けていた)の視点から描かれている。当時の農民達がどの様な気持ちで空港に反対していたかが良く分かる。