「玄米こうじみそ」そろそろ完成ですよ

みそ発酵コンシェルジュの吉田千佳です。

今年の3月に玄米こうじみそを仕込んだみなさま !11月半ばを過ぎて、そろそろみそ開きをしても良い時期になってきました。

今年は気温が高い日が多かったので、適正熟成期間の10ヶ月を待たずしてですが、熟成チェックをしてみましょう!

完成している方もおられるかもしれません容器のフタを開けてみてください!

見た感じがこんな風なら、おそらくまろやかでいい感じにでき上がってると思いますよ~



完成かどうかのチェックポイント

食べてみて、しょっぱさがなく、おいしい!と思ったら、完成です!



でも、もうちょっと待って、年明けまでおくと、ぐっとまろやかになるので、待つものおススメです!

もう、完成だ!と思ったら、下記の手順で、保存してくださいね~

 
【みそ開きの手順】

①保存容器のフタを開けてクッキングシートをはがして、味とカビのチェックです。
(ラップと塩蓋の方は、ごっそり取り外してください)

カビは、きていても、カビのすぐ下のみそごと取り除けば、問題ありません。
 


塩ぶたをしていた人は、ラップごと引き上げて下さい。→塩は捨てて下さい


オーブンペーパーの人もペーパーごと引きあげて下さい






見えたカビ(青カビ、白カビ、ワタ状のものも)、ゴムベラなどでみその表面もいっしょに取り除きましょう。



※カビではなく、白くすごく小さな点々(チョークの粉のようなもの)があったら。。。
それは、チロシンというアミノ酸の一種なので、混ぜ込んでも大丈夫です。 

②上下混ざるように全体をかき混ぜれば、OKです(発酵具合や塩加減を均一にするため、必ずやって下さい)

こうじのつぶつぶが気になる人は、バーミックス等で、つぶしてください。

③ジップ付きの袋に小分けにして、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
漏れ防止のために、二重にしておくのが匂い漏れも予防できるのでおススメです。

みそは生きているので、冷蔵庫でもゆっくりと熟成が進みます。

冷凍保存は、熟成が止まるので、今の味をキープするなら、冷凍庫へ(みそはカチコチに凍ることはありません)

④すぐに使う分は、琺瑯の容器などに移しておくと便利に使えます。


⑤空になった容器はキレイに洗って、天日乾燥させておいてください。
この冬にまた一緒に仕込みましょう!!

※今回仕込みに使った容器は、こうじ菌が住み着くと言われているので、みそ専用容器として使うのをおススメしています。


この冬の玄米こうじみそづくりは。。。

2024年1月28日(日) 
京都三条アンビアンスショールームさんにて、開催します。どなたでも参加OK。ご案内はもう少しお待ち下さい。

2024年2月4日(日)  ・2月7日(水)
京都大山崎Relishさんにて、開催します。どなたでも参加OK。ご案内はもう少しお待ち下さい。

2024年2月18日(日)  
大阪柏原市キッチンうららさんにて、開催します。どなたでも参加OK。ご案内はもう少しお待ち下さい。

Branの玄米こうじみそは、富山県産のオーガニック栽培農家ビーアンドベッチ(西島ファーム)の有機オオツル大豆と有機コシヒカリ玄米こうじを使用したみそを仕込む会です。


詳細は、12月に入りましたら、

Bran※のブログでもお知らせいたします。