久しぶりの今日の”一杯”です。


当会は20年度総代会を終え、今年度事業のスタートです。


今日の一杯は、七夕。


七夕サッチェプ

甘みが強く感じる飲みやすい焼酎でした。


手前にあるのは、幻の”サッチェプ”


あえて鮭トバとは言いません。


その理由は、鮭のトバの製造とは別格だからです。


もともとアイヌの保存食で、乾いた魚を意味します。


完成までに実に7ヶ月はかかるものなのです。


じっくりと塩漬けにし、その後寒風にさらし、さらにチセ(アイヌの家)の中で囲炉裏の煙だけでじっくり燻していきます。


その間、アイヌの生活を天井から見守り、ひたすら完成を待つのです。


今では白老でしかつくられていません。


そんな伝統の味で一杯。