先日紹介した高校の同級生との旅・「コシキタツアーズ
」
復元ガソリンカー(トロッコ)が走る足尾歴史館
の見学後にー。
歴史館・館長さんのご好意で、とある場所に案内されまして
そ・れ・が・・・
【コンクリート橋に2つの直線の溝が伸びています 】
こ・ち・らが、トロッコの線路跡なんです
かつてここを、ガソリンカーと呼ばれるトロッコ列車が走っていたんです。
橋を渡ると道路が続きますが
【かつてはこの先も線路があったようです】
トロッコが走っていた道を「トロ道」と呼ばれています。
足尾銅山周辺に敷設されていた軌間610mmのこの鉄道は、約20kmの区間を10~15kmで走っていました
反対側から見ると
【左上にわたらせ渓谷鉄道
の鉄橋が見えますね
】
通洞駅到着前に進行方向右側に見ることが出来ます。
最後の第三のトロッコがこちらでした
さて、道路を左に上がっていくと
シックナー(沈殿槽)があります
【現在が使われていませんが、しっかり残っています】
産業遺産として紹介されているわけではないのですが迫力あります
この近くにある住宅地が
【中才鉱山社宅です(現在も住んでいる方がいます)
】
旧古河鉱業は、職員と鉱夫のための住宅地(社宅)を設けました。
足尾の街は、銅山関連施設の周りに建設された社宅群や一般住宅、商店などを合わせて、一つの鉱山都市が形成されたんです。
現在細い路地にも住宅が整然と並んでいます。
トロ道を線路沿いに足尾駅方向に歩いてみると
【道路柵が線路になっているのが分かりますね】
先端が曲げられた金属柱をよ~く見てみると
【実は、ガソリンカーが走っていた古レールを活用しています】
かつてこの道を国鉄足尾線と並走していたんでしょうね。
足尾駅に着きまして
【かつての貨物ホーム跡に線路が】
こちらは廃線跡かと思いきや、この先に動態保存されているスイッチャーが
3両あります。
足尾では鉄道遺産を活用するため、足尾駅博物館の開設準備もしています。足尾博物館事業は、こちらをクリック