少し前に京都に行って来たときに、横丁鉄道
の取材
に行ってきました。
学生時代によく乗っていた京都市バス
千本三条で下車
下立売通りをしばらく歩くと重厚な町家建築を発見
【ガイドブックにも掲載されている有名な(株)山中油店
】
創業は江戸時代後期で、紅殻格子と間口の広い重厚な建物は当時の面影を残しています。
画像をよ~く見てみると通りに向かって線路
が見えます
【横丁鉄道
(トロッコ)を発見しました
】
明治時代に敷かれたトロッコのレールが店の奥の倉庫まで続いています。
しかし、ここからの撮影はNGでして、この奥が非常に気になるところですが…。
トロッコもないので今は使われてないようです
【国の有形登録文化財、京都市の重要景観建造物に指定】
道の向かい側(右画像)も古い商家を改修しています。
実はもう一つ気になるお店が
【(株)山中油店
から北西方向に歩いて2分ほどの場所にあります
】
それは系列のカフェ「綾綺殿」
元は米屋で築100年の町家を改修しています。
店名はかつてこの地にあった平安京の平安宮内裏の綾綺殿
(紫宸殿の北東部に位置し各種儀礼を行った場所)から取っています。
このあたりは、平安京内裏の中にあるんです
【なお、(株)山中油店
は日経MJに紹介されたことがあります
】
で、ここから下立売通りをしばらく西に歩いて堀川通りに出ると~
明治6年に架橋されました。
堀川の水辺環境整備事業によって下に降りることが出来ます
【川の両側の石垣のところが色が変わっていますよね
】
よーく見ると煉瓦がはめ込まれています。
こ・れ・が、京都市電北野線廃線跡なんです。
後世に市電(日本最初の電車)の廃線跡を意図的に残すとは~さすがです
【ブロックをおいて線路
が斜めに横断してるのも分かります
】
また川岸には、このような案内板があります。
旧北野線は現在京都市バス50系統(立命館大学行)になっています。
お
ま
け
山陰本線・嵯峨嵐山駅
隣にあるトロッコ嵯峨駅
で発見
【こちらもトロッコ(人車)の模型があります】
京都にはまだまだ横丁鉄道
(トロッコ)があるかもしれません。
もし見つけたらご連絡を~