

横丁鉄道
(トロッコ)でございます~
街角軌道とも呼ばれているようですが…。
さて先日、蔵の街栃木にぶら珍してきました。
こちらが玄関口栃木駅です。
【両毛線
と東武鉄道日光線
の駅です
】
明治21年5月に開業ましたが、連続立体交差事業や区画整理事業で、駅舎や駅周辺はすっかり近代化されました
木造の旧駅舎は、取り壊される予定でしたが移転移築されているんです。
さあ、ここから蔵の街大通りを1.5キロほど北に歩くとー
【万町交差点にある古い商家があります
】
こちらは、明治後期に建てられた旧例幣使街道に東面して建っている商家。
切妻造・桟瓦葺・ 前面に下屋がある櫻井肥料商店(櫻井源右衛門商店)です。
平入り2階建の大型商家1階に、屋敷奥に続く幅1間の通路があります。
【奥へ続く線路跡があるんです】
通路左側(南側)には、煉瓦造の袖壁となっています。
取材の件を話すと快くOK 中まで入れて頂くことに
現在は稼働していませんが、よく見学にくる観光客が多いとか…。
肥料商を営んでいるので、奥から通りまで荷物や商品を運んだんでしょうね。
【屋敷側から道路(蔵の街大通り)側の風景です】
南側(画像右手)が板敷物置で、北側(画像左手
)は、土間を経て畳敷きの帳場(店)となっています。
【新旧の看板&表札が掲げてあります】
電話番号から見て老舗の商家だと分かりますね。
幸手の電話番号についても、ブログ
で紹介しました(こちらをクリック
)。
屋敷奥に煉瓦造
の建物が
【明治後期に建てられた煉瓦蔵です】
フランス積みの平屋建煉瓦造物置
で、壁上部に煉瓦
を抜いて千鳥模様となっている技法も特徴です。
実は、南店舗・主屋、煉瓦蔵、文庫蔵の4件が登録有形文化財となっています。幸手の岸本家住宅主屋
(助町商店会)と同様ですね。
お
ま
け
建物左側(北側・万町交差点
)に注目
【標識下をよ~く見る
と、0キロポストが見えます
】
このキロポストの意味は果たして・・・
かつて栃木駅から鍋山人車軌道がありましたが、ここを通過しているわけではないのですが…。