こんにちは、香りガイド hakoです。
自己紹介に代えて、私の生い立ちに少しだけお付き合いください。
<家に居場所がない>
私は中堅サラリーマン家庭の長女として、生を受けました。
ようやく生まれたわが子を両親はとても可愛がってくれて…
というよりも、実は・・・
過度に期待をかけられたり、思い通りに育てようとされたり。
とても居心地の悪い家庭でした。
2歳違いの妹が生まれたのを機に、
さらに居場所がなくなり、
学生時代を通して、なるべく家に帰るのを遅くしようとする子どもでした。
<いじめからの脱却>
父の威圧的な態度に戦々恐々とする家庭で育ったせいか、
友人関係を築くのがとても苦手な子どもでした。
小学校3年生から中学2年のいじめ体験・・・
今となってはとても意味のあることだったと思いますが、
その当時はただただ耐え忍び、
勉強に専念することでいじめた人たちを見返すことだけを考えていました。
負けず嫌いの私の性格が功を奏したのか?
それでも登校拒否にもならずに毎日学校に通いました。
<努力が報われ高校合格>
いじめが落ち着いた頃、
中学3年生の担任の先生やクラスメイトに支えられ、
私はとある私立高校に合格します。
そこから私の人生が大きく変わっていきます。
自主性を重んじる校風、
自由と進歩をモットーに、
個々が輝ける環境に巡り合ったのです。
ただ、威圧的な父はそのことを嫌い、
家には今まで以上に居場所がなくなりました。
<夫との出会い>
大学進学後、しばらくして現在の夫と知り合い、
それまでの価値観が一変しました。
自分はありのままでいいんだと。
ひとりひとり違って当たり前なんだということを教わりました。
両親からあたたかく見守られて育った彼を
とてもうらやましいと思ったと同時に、
私の中の欠けていた何かが見つかったような気がしたのを覚えています。
<就職後の環境変化>
「蓋を開けたら就職氷河期だった」時代にようやく就職できた私ですが、
同期の仲間と合わなかったり、
理不尽な上司に振り回されたりと、
ストレス過多の生活が続きます。
就職3年目にはいよいよ体調を崩し、通院することに。
結婚を早く決めたこともあり、結果的にその会社を3年で後にすることになりました。
アロマテラピーに興味を持ち始めたのはこのころです。
<転勤と心的ストレス>
結婚後、数年して夫が転勤、初めての社宅生活を送ることになります。
社宅って難しいでしょ?とか、大変だよね?とかよく言われるのですが
私の場合、入居当初はとてもいい人間関係でした。
しかし、住んでいる間に人の入れ替わりがあり、だんだんとこの環境も変化。
心的ストレスで体調を崩すことが出てきました。
さらに子供に恵まれないという現実にも直面。
精神的にも追い込まれたたころに、
アロマテラピーをもっとちゃんと勉強したいと思うようになりました。
ちょうど近所にスクールがあったのですぐに入学、
短期間でアロマテラピーインストラクターに合格することができました。
<女性の健康を守るために>
一見健康そうに見える人でも案外、
悩みや問題を抱えているということを身をもって感じた私は、
女性の健康を守るためにはどうしたらいいんだろう?
と考えるようになりました。
そんな時に出会ったのがホリスティックビューティーという概念。
ちょうど転勤で東京に戻るタイミングで講習会に参加することができ、
こちらも資格を取得することができました。
また素晴らしいエッセンシャルオイルに出会えたことも
香りガイドとして活動していこうという気持ちを後押ししてくれました。
雨が降りそうだな、とか、あのお花の季節だな、とか
日常生活でも敏感に香りを感じていた私ですが、
香りを本格的に勉強するには費用もかかるし時間もないと思い込んで、
なかなか重い腰を上げることができませんでした。
しかし学んでみると思っていたよりも簡単で、シンプルなものだったのです。
もっと早く生活に取り入れていたら、会社を辞めずに済んだかも?
あるいは、もっとストレスと上手に付き合えたかもしれません。
家庭を預かる女性でも、一生懸命お仕事している女性でも、
すべての女性たちに香りの素晴らしさをお伝えしたい。
そしてアロマテラピーは思っているよりも
簡単に生活に取り入れられるということを知っていただきたい。
そのためのお手伝いをしていきたいなと思っています。
ありふれた日常生活でも、香りを取り入れてより豊かにしてみませんか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
香りガイド hako