オーストラリアの映画チャンネルで「ヴェノム」をみました。

 

ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、ライフ財団が人体実験を行っており、死者が出ているといううわさを聞きつける。正義感にかられ、真相を突き止めようと調査を始めた彼は被験者と接触したために、地球外生命体のシンビオートに寄生される。

シネマトゥデイ

 

 

 

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かっこいいトムのコメディセンスを堪能

 

ではレビューです。

 

英語圏の評論家の評価が低いようなので、テレビ放映されても見るのをためらっていたのですが、やはりトム・ハーディーが主演なので、いやだったらすぐやめようくらいの、期待値ゼロで鑑賞。

だからかもしれないけれど、これ、意外に面白かったのです。

「史上最も残虐な悪」なんていう宣伝文句は無視して、肩の力をぬいて気楽なエンタメとしてみるのがいいです。

主人公のトム・ハーディーさん、エイリアンに寄生されちゃうんですけど、自分の意思に反してエイリアンに操られて戦ってしまうシーンは上手〜。
まるで1人コントのよう。

そのエイリアンの声が主人公には聞こえるんだけど、これがまたけっこう人間味があることをいうので、このあたりからあれ、なんだかこれ、コメディ?って思えてくる。
その声もトム・ハーディーが演じているんだそうです。

本人も楽しんで演じているように感じられて、これはシリアスなアンチヒーローもの、なんてとらえずに、トムさんと一緒に楽しむ映画と捉えると、女子受け抜群と思います。
ハードボイルドなトムさんもいいけれど、こういう彼をみるのも母性本能を刺激されて、胸キュンなかっこよさ(笑)

コミカルなアンチヒーローにはデッドプールがいるけど、あれはお下品すぎて好きじゃない。
コミカルなヒーローのアントマンは一作目はよかったけど、二作目はやりすぎ。

というわけで私は、トムの自然なコメディセンスを感じられるヴェノム押しです。

トム・ハーディーファンの皆様、たとえアメコミ好きではなくても、一見の価値はあります。
ウディ・ハレルソンも出演する続編ができるそうですが、映画館ではなくてもテレビ鑑賞は絶対します。

意外な面白さに四つ星進呈です。