FOR YOU② | ボンさんの聖子さん日記

ボンさんの聖子さん日記

でもメインはオマケで~す。

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ボンさんの聖子さん日記


SONGWRITER


いい曲を書く。

 すべてはそれから・・・


  今回のアルバムには「ひとり」というタイトルの新曲が収録が収録されます。そのレコーディング・スタジオの聖子を訪ねてみました。考えてみれば、私が初めて聖子を取材したのが同じ新大久保のスタジオでした。確かあのときは「ターニング・ポイント」のレコーディング中。

「今度出るベストには「ターニング・ポイント」「風の予感」「アンジェーヌ」「POTENTIAL」、この4枚の中から代表曲を選んであります。アルバム・タイトル曲、シングル曲、そしてシングルのB面の曲と、こうして並べてみると、私の曲もいつの間にかいろいろな表情を持ち始めてたんだな、って思いますね」

  ファンの立場からすれば、早くオリジナルのアルバムを聴きたい気持ちはいつもある。でも聖子自身にとってベストを出すことは、ある意味で少し過去を振り返ってみるちょうどよい機会なのかもしれません。

「別に意識しているわけでもありませんが「ターニング・ポイント」というアルバムから沢田聖子の第2期が始まっていたような気もします。アレンジや詞の内容の感じが少し変わったとまわりからも言われたし、私自身冒険もしました。そして一番最近の「POTENTIAL」シングル「あなたからF.O.」のような大人の曲を書くようになっている。

「書く曲の内容が変わってきてるというよりは、曲のパターンが増えてきてるんじゃないかと思います。初期のころは私の考えを盛り込んだメッセージ色の強いものか、バラード調の曲。この2パターンが多かったですよね。それがポップな曲を書くようになり、最近では大人の匂いのする曲に興味がある。今は曲を作ることがとても楽しいんです」

  以前話をしたときには、曲を提出しなければいけない締切り日とノルマが気になるということを言ってたけど------。

「昔は苦しみもありましたね。作らなきゃいけない、みたいな感じがあったから。でも今は違うんです。作りたい、っていう気持ちが強いんです」

  最近のアルバムを振り返ってみても、聖子のソングライターとしての姿にたのもしさを感じる「POTENTIAL」では全曲を手がけ、さらにさまざまなパターンでドラマを盛り上げている。

「曲に関してはよく分からないんですけど、詞は変わってきたなと思います。年相応なんでしょうけど、だいぶ大人っぽくなってきてるんじゃないでしょうか」

  具体的な何か、があったとは言わなかったが、

「作詞家の方から詞をいただくと、他の人から見た沢田聖子というのが分かるような気がするんです。その人の目に私がどううつっているのかってこと意識しはじめると、自然と自分の書く詞にも力が入りますね」

  ベスト・アルバムに入る新曲のほかにも秋に発売予定のシングル候補曲が何曲か上がっている。

「私は昔から歌謡曲を聴いて育ってきたせいか、作る曲も歌謡曲っぽいと思うことがありますね。それでいてコード進行などは昔からのフォーク調の作りで。それが私のカラーなんだととしたら、これから先どうなるか自分ながら楽しみです」

  ガラっと変わる日が来るのか、それとも今までの作り方を大切にしたまま曲のパターンをふやしてゆくのか。深く掘り下げるにしても、どちらにしても彼女に対して期待の気持ちを持つのは間違ったことじゃない。

「とりあえず、いい曲を書く。すべてはそれからです。これから沢田聖子はやりますよ」

  自信が表面にでて、輝いてきている。



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オマケ

神戸ポートタワーからの景色
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2009.3.23

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元町の餃子の名店「大学」


「入り定」


めっちゃ美味しかったです。


「入り」とはニンニク入りの事です。


もちろん、「無し」も選べます。