●91歳で髪の毛ふさふさの秘密食事法を分析してみました。

こんにちは。自然栄養療法士の一美キンロスです。

9月6日から昨日(14日)まで、91歳になる実父が、私の娘(彼の孫)と一緒に、イギリスの我が家に滞在していました。

殆どブログやメルマガ等に手がつけられない中、

「年齢別の髪の毛の量コンテストがあれば、優勝するかもしれない90歳の父@トラファルガースクエア」

として、以下の写真をFBに出したところ、



かなり反響があって、ビックリしました!

お父様が、どういう食生活を送っていらっしゃるのか、詳しく知りたいです!!

ブログでよろしくおねがいします。」

と言うコメントも頂いたので、関係あるかもしれないポイントを3つ挙げてみます。

1)よくよくよく、噛んで、ゆっくり食べる。

→ オットや私は早食べ選手権で優勝できると自負するくらいなのです。

オットも私も、すぐ食べて、すぐ仕事に戻る、という生活をずーっと続けていたのが染み付いてしまってるんです。

少なくとも私は、栄養療法士として「よく噛んで食べましょう」ってお勧めしていますので、いけませんね、反省、、だけど、なかなか癖が抜けません!

父は、一口ずつ口に入れては箸を置き、よぉーく噛み噛みして食べるのですが、そのことによって、同じ物を食べても、の栄養素の代謝や吸収がぐん、と向上しているはずです。


2)我慢しない!=わがまま放題とも言う (´_`。)

あの手この手で、彼の気に入るような食事を調えたつもりなのですが、そういう私の心遣いを気にかけもせず、食べたくないものは食べない!

例えば、これは、有る日の夕食。



主食は、世界で一番クリーンな魚で、日本では、なかなか手に入れられないと聞く高級魚、ワイルド・アラスカ・サーモンの塩麹蒸しにしてみました。

そういう説明も、もちろんしましたけれど、全く意に介さず、

「日本では見かけない魚だね。」

と一言のたまって、半分しか召し上がりませんでした (`Δ´)

普通だと、そんな気遣いをしてもらったら、我慢してでも、美味しそうに平らげませんか?!

でも、欲しくないという本能に忠実な方が、自分に不要なものを体に入れずに済みますよね。

彼は、あくまでも、欲しくないものは食べない、という見事な主張を貫いていました、、。

*へへへ、翌日、知らん顔して、ほぐしてご飯の上にふりかけて再登場させました!(^_^)v


3)身土不二が身についている。

何を出しても、日本のものと比較して、日本のものの優秀性、美味しさを主張するのには、ハッキリ言って、本当に、うんざりしました・・・。

でも、後から考えてみると、それって「身土不二」を尊んでいるとも言い換えられるかも、とも思えて来たのです。

それから、上の写真のご飯の左上にちらっと見えているのは、山椒の葉っぱなんですが、私など、特にイギリスで山椒の葉っぱが育ってくれるだけで嬉しいのに対し、彼は、

「山椒は今の季節は食べるもんじゃない、まずいしな。」

などと言って、手を付けないんです!

むかっと来る一方で、 季節性を重んじるということでもあるな、などと思ったものでした、、。


これらが、彼の食べ方観察に基づく「父の食事法の三大特徴」と分析したのですが、一言でまとめると、

周りに影響されず、自分に合うものを見分けて、それらから、徹底的に栄養素を吸収する。

ということになるのでは無いでしょうか?

一見、情緒的で、科学性が無いと思われるかもしれませんが、私は、かなり関係すると受け止めました。

それから、父は、脊椎間狭窄症で、長い距離を歩くことは出来ないのですが、髪の毛フサフサだけでなく、アルツハイマー症の気配もありません。

そうだ、と思い立って、アルツハイマー症予防法のDVDレジュメを点検してみたところ、

・具体的な予防のポイント
・もっとざっくりした、予防になる食事方法


の双方ともに、大体はやれている感じで、この分だと、髪の毛フサフサで意識しっかりな百才に達する予感がして来ました・・・。

アルツハイマー症予防法のDVD、ご興味ある方は、こちらで概要がわかります。