自然布とは?

「自然布」という言葉を初めて聞かれる方も多いかと思います

 

「原始布」や「草木布」ともいい、山野に自生・栽培した植物から

繊維を取り出し、糸を績み・紡ぎ、織り上げて布にしたものです。

自然から素材を頂き、人の手をもって布にしたもので、

日本各地にそれぞれ土地に根ざした布があります。

 

現在でも日本各地にその伝統が残っており、北はアイヌの衣装として知られる

アットゥシや沖縄の芭蕉布・宮古上布などがあります。

 

それぞれの土地にそれぞれの布があり、環境や気候風土が違えば

自ずと求められる機能や性質は異なります。

広義の意味において「自然布」とは、その地域の文化的背景に根ざした

人と自然の複合的な世界観を示すものであると考えます。

 

そんな布や人と自然との関わりについて、これから語っていきたいと思います。

おつき合い頂けますと幸いです。