本日、瀬田クリニックを受診し、私の肺がん細胞表面に発現しているがん抗原たんぱく結果をヒアリング | がん免疫活性化治療+ビタミンC点滴+標準治療成功日記クン。”キャンサーを生き抜く仲間の会” 沼袋健太(生き抜く!と確信しましょう)

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全国のキャンサー患者様とそのご家族様、そしてキャンサー予防に心がけていらっしゃる方に、自身の体験・実践・実績・学習を踏まえて、情報発信し、
皆様に勇気と希望を与え、貢献させていただくことができればと、
ブログを立ち上げました。よろしくお願いします。

こんばんは。お疲れ様です。

 免疫療法最高峰の瀬田クリニック受診終えました。
 本日は、私の肺キャンサー細胞表面にでている
 がんたんぱく抗原(がん細胞が自分の特徴を示す目印)の種類と
 発現レベルの検査結果をヒアリングしました。

 今後の最も効果を見込める免疫細胞療法の
  種類選択をする(戦略・戦術)上で重要な情報となります。

 以下に結果をお知らせします。


 ①MHCCLASS1の発現率は非常に高く3+です。
  *MHC-CLASS1とは?
    がん細胞は自分の特徴を示す目印として、MHCクラス1という分子を 
    がん抗原たんぱく(ペプチド)が乗った状態で、細胞表面に出しています。
    この目印を出しているがん細胞だけを見つけて攻撃するTリンパ球を
    CTL:がん抗原特異的細胞障害性T細胞、通称キラーT細胞といいます。
    ⇒これには、
   1)特定がんぱく抗原を記憶させた樹状細胞ワクチン療法
     または、
   2)アルファベータT細胞療法(活性化自己リンパ球移入療法)

    がよく奏功することを意味します。
  
  ただ、私はこれまで、活性化自己NK細胞療法を長く投与してきましたが、
 その中には、アルファベータT細胞も40%含まれているため、長い間(3年間)の投与蓄積で、
 充分 ”免疫細胞療法成功日記さん”の身体には、キャンサーを制御するだけのT細胞が数多くあり、
 また活性化していると推察され、
  だからこそ、多発性肺キャンサー再発としては、経過&QOLが極めていいとの所見でした。

 次にMHC-CLASS1に乗っているがん抗原たんぱくの発現についてですが、

 ②MUC1
  発現率が高く、2+でした。

 ③話題のWT-1ですが、
  これは発現レベルが低い状態で、-でした。
 
 ④Her2も-でした。

  ⑤以前鶴ヶ峰病院での樹状細胞療法で使用していた
  MAJEは、-でした。
  つまり、効果を殆ど期待できない。
  途中で中止して正解でした。

 以上の結果を踏まえ、
 今後、最も効果を期待できる免疫細胞療法は、

 1.上記②MUC1の人工抗原を活用した樹状細胞ワクチン療法と
  アルファベータT細胞療法の合わせ技です。
  ⇒先程、横浜鶴ヶ峰病院免疫療法室の
  Y先生(免疫学の権威、日本で初めて活性化自己ナチュラルキラー細胞移入療法の培養方法を開発した医師)に相談したところ、
『当院では、これまで、MAJE人工抗原を樹状細胞に記憶させていましたが、
熱意ある免疫細胞療法成功日記さんのために母校、横浜市立大学医学部の伝手から、MUC1人工抗原を調達しましょう。』との
  前向き且つ新治療方法を受けさせて頂けることになりました。
 
 2.γδT細胞療法も
   MUC1がん抗原たんぱくを 認識し、標的にするため、効果を期待できるとのことでした。
   実際、現在効果を上げています。
   *アバスチン+アリムタに切り換える直前に二回ほど、
    アバスチン(標準治療) + γδT細胞免疫療法を実施したところ、
    それまで進行傾向だった病巣がピタリと不変になりました。
   その後は
   アバスチン+アリムタ が標準治療になり、
    免疫細胞療法は引続き、γδT細胞療法を投与しています。
   経過は良好で、3ヶ月連続不変です。

 ☆瀬田クリニックG院長先生いわく、
 「アバスチン+γδT細胞免疫療法で、すでに進行がストップし、
アバスチン+アリムタ+γδT細胞療法でも
 引続き不変ということは、γδT細胞療法が、かなりいい働きをしていますね。」との
所見でした。
  (私は、それとアバスチンが、キャンサーに栄養を引き込む、いびつで細い新生血管を
シャットアウトし、
  血管を正常化していることにより、免疫細胞が病巣へ届きやすくなったこと、
そして、キャンサーが栄養補給しづらくなったことも
  上乗せ奏功要因と分析しています。)
 
   次回、鶴ヶ峰病院にて、 γδT細胞療法を受ける際に、
MUC1人工抗原を記憶させる樹状細胞免疫療法を
   どのタイミングで、 加えていくかをK免疫細胞療法主治医に相談したいと考えています。

  今回の検査は、瀬田クリニックほか数少ない免疫療法クリニックでしかできないのですが、
  検査して本当に良かったです。
  これで、最適かつ効率的な治療戦略と戦術を具体化し、実践できるからです。
  また、より高い効果(PRやCR)を期待・見込めるためです。

  免疫学の権威、Y先生も全面協力する旨を仰って下さいました。
  感謝します!!

 以上
 取急ぎ、最新リポートでした。
 キャンサー患者様とそのご家族、全国の腫瘍内科医師、外科医師の皆様も
 ご参考頂けると幸いです。

 追伸:標準治療で今後、非常に期待できる薬剤は、
     キャンサーの免疫抑制解除剤たる
「抗PD1抗体」と「イピリムマブ」です。

     これに免疫細胞療法を合わせれば、多くのの進行がんを
     CRにできる理論が成立します。
     少なくとも10年単位で生き抜くことができるでしょう。
     いやいや、分子標的薬を合わせれば、30年も生き抜けますよ^^

  すぐそこですよ!その時代は。
皆さま、知識・知恵・人脈・気力・熱意を総動員して
  その時代を迎えましょう!!
      
  免疫細胞療法成功日記クンより