皆様
こんばんは。
お疲れ様です。
昨晩、瀬田クリニックに出資する東証一部上場企業の
株式会社メディネットの取締役学術部長様より、携帯連絡が入りました。
私が最近、横浜鶴ヶ峰病院免疫療法室で、定期投与を開始した、
活性化自己γデルタT細胞移入療法の最新情報を頂きました。
このγデルタT細胞免疫療法は、
樹状細胞ワクチン療法(WT-1抗原を使うのが最も有効とされる)と並び、
先進医療として、
最もエビデンスを認められ、
混合診療可能になる可能性が高いと言われてきました。
実は、
政府、行政の支援のもと、東京大学付属病院にて、
手術不能、抗がん剤適用外のキャンサー患者さんに
ここ数年、臨床試験を実施してきたのです。
免疫細胞培養は瀬田クリニックが引き受けていたとのこと。
フェーズ3まで、治験終了し、なんと!
30%の患者にロングSD(長期不変、6ヶ月以上不変)と一部PRが
認められました。
特に肺がん患者への奏効率が、高いようです。
更に、奏効率がアップする患者は、
がんの表面に
MHCーCLASS1というがんたんぱく抗原が発現していない場合です。
替わりに、MIC,a/bというがんたんぱく抗原がほぼ100%発現しており、
γデルタT細胞療法が非常に効果を発揮します。
副作用ゼロです。
*これに、超濃度ビタミンC療法を合わせて、
免疫抑制を解除し、
更にアバスチンを加えて血管新生を断絶させれば、
相当な治療成績になります。
もちろん、イレッサやタルセバ、
ザーコリーとの併用で、完全寛解(CR)も期待できるのではないでしょうか。
やはり、免疫細胞療法は、
分子標的薬剤、
免疫抑制解除剤のイピリムマブや抗PD1抗体(2~3年保険適用)と共に、
これからのキャンサー治療の中核となること、必至です。
しかも、副作用は少なく、生活の質を高く保て、
数十年単位の共存または、消滅・完治を期待できるというわけです。
まさに、
平林先生の著書
『がんを生き抜く』時代は、すぐそこです。
いやいや、もう来ていますよ^^
患者会では、標準治療と自由診療(先進医療・血管内治療・遺伝子治療など)
を組み合わせて、
ステージ4が完治した患者さん、
余命半年が3年元気に活動している、もちろんこれからも数十年と生き抜く
でしょう。
そういう患者さんが沢山います。
方法論は標準治療に固執せず、視野を広げれば、沢山あり、
長期生存、完治も可能なんです。
以上
最新先進医療承認の非常に素晴らしい最新情報でした。
*追伸:免疫細胞療法を検討される患者さんへ
必ずキャンサー細胞から、
がんたんぱく抗原発現の種類を事前調査してください。
WT-1、MHC-CLASS1、Her2、Muc1、Maje1~4
この発現により、
より効果のある免疫細胞療法の選択をするわけです。
この調査を実施しているクリニックとしていないクリニックが
ありますので、
まずは、調査・検査できるクリニックで検査実施をして、
問診でどの免疫細胞療法が望ましいかを相談して、
近くもしくは受けたいクリニックで投与するのが
賢いと考えます。
ご参考下さい。
免疫細胞療法成功日記クン
より