銀座東京クリニックでも、セレコックスを勧めています。
もちろんメイクリニックでも、横浜鶴ヶ峰病院免疫療法室でも。
EPAは重要です!
試す価値は十分あります。
http://www.1ginzaclinic.com/index.html
● COX-2阻害剤のcelecoxibとω3不飽和脂肪酸(DHA)を併用したがん治療
○ COX-2阻害剤celecoxibの抗がん作用: シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)は炎症性細胞内に存在してプロスタグランジンを合成する酵素として知られていますが、多くの癌細胞にも存在して、増殖や転移や血管新生を促進する作用が知られています。したがって、がん治療においてはCOX-2の働きを阻害することは多くのメリットがあると考えられています。
選択的COX-2阻害剤のcelecoxib(商品名:セレブレックス、Cobix)は、多くのがん細胞の増殖や転移を抑え、抗がん剤の効果を増強する作用が報告されています。celecoxibには、COX-2阻害作用だけでなく、COX-2阻害作用に依存しない血管新生阻害作用や、がん細胞を直接殺す作用や、抗がん剤の効果を高める効果も報告されています。しかし、長期間に渡って大量のCOX-2阻害剤を服用すると心臓や消化管などへの副作用も懸念されています。
(Celecoxibについてはこちらへ )
※セレブレックスは日本では、セレコックス(ファイザー)として、医師の処方薬として使用できます。
ガンオペ後の疼痛が強いためとか、腰痛持ちのため、
処方してくださいといえば、すぐ処方してくれますよ。
○ ω3不飽和脂肪酸の抗がん作用:
脂肪酸はその種類によってがん細胞に対する影響が異なり、リノール酸やγ-リノレン酸やアラキドン酸のようなω6系不飽和脂肪酸はがん細胞の増殖を促進し、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)やα-リノレン酸などのω3系不飽和脂肪酸はがん細胞の増殖を抑制する効果が指摘されています。
魚油に含まれるDHAががんの予防や治療の効果を高めることは、多くの臨床的研究や実験的研究で明らかになっています。毎日魚を食べている人は、そうでない人に比べ大腸がんや乳がんや前立腺がんなど欧米型のがんになりにくいという研究結果や、EPAやDHAによる前立腺がんのリスク低下などが報告されています。
DHAががん細胞の増殖速度を抑制し、腫瘍血管新生を阻害し、がん細胞に細胞死(アポトーシス)を引き起こすことなどが多くのがん細胞で示されており、抗がん剤の効果を増強し副作用を軽減する効果も報告されています。
食事から摂取された脂肪酸は細胞膜に取り込まれて細胞の増殖などの機能に影響します。ω3脂肪酸を多く摂取してω6脂肪酸を少なくして、ω6脂肪酸:ω3脂肪酸の比を小さくすれば、がんの予防や、癌細胞の増殖抑制につながることが期待できます。
(ω3不飽和脂肪酸についてはこちらへ )
○ celecoxibとDHAは相乗効果によって抗がん作用が高まる:
COX-2阻害剤のcelecoxibの抗腫瘍効果は、ω3不飽和脂肪酸のDHAやEPAと併用することによって増強されることが、最近の研究で明らかになっています。
celecoxibとDHAはともにCOX-2の活性を抑えるだけでなく、COX-2阻害作用とは別のメカニズムでも、がん細胞の増殖や転移を抑えたり、血管新生阻害作用を発揮することが報告されています。celecoxibとDHA.EPAの併用療法は、がんの補完・代替医療として試してみる価値があります。
○ 服用量について: celecoxibとDHA/EPAは共に副作用は少なく、抗がん剤のような正常細胞にダメージを与えるようなデメリットはありません。ただし、服用量が多くなると血小板凝集を抑えるため、血液が固まりにくくなります。したがって、手術の前や、血小板が減少する可能性のある抗がん剤治療中には、十分な注意が必要です。
服用量に関しては、
1)がんの再発予防の目的では、celecoxib 1日100~200 mg、DHA/EPAサプリメントは1日1~2グラムが、副作用が問題にならず長期に服用しても問題の無い量として推奨されます。
2)進行がんの代替医療の目的では、celecoxibは1日200~400 mg、DHA/EPAサプリメントは1日4~6グラムの大量を服用します。ただし、手術や抗がん剤治療と併用する場合には、治療の状況に応じて量を減らします。
以上
免疫細胞療法成功日記クンより