医療発明を縦軸に:横軸を法律・技術・アメリカ・中国・ヨーロッパ・語学・訴訟等・全てを横断的に解説

医療発明を縦軸に:横軸を法律・技術・アメリカ・中国・ヨーロッパ・語学・訴訟等・全てを横断的に解説

医療関連発明(特許)を中心に、実用新案、意匠、商標、著作権、不正競争防止法等、知的財産全般をカバー。日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国の動向も。権利の取得、訴訟、ライセンスも守備範囲。医療関連の、法律、技術、の英語、中国語(の翻訳等)。特許による収入。

 

以下の、前半部の話は、特に、個人発明家の方に対しての、私個人の思い、であり、私の職場の見解とは一切関係しません。

 

ただ、後半の、発想法は、独占権取得を目指す場合にも、勿論、参考になりうる、と思います。そこだけにご興味をお持ちの方は、[後半]のみをお読みください。

 

日用品の分野で、かなり昔の、公開公報(特許になっているかは未調査)を題材に、

発明の発想法を考えます。

 

個人発明家であっても、企業の発明であっても、どんな分野でも、ヒラメキを発明にする過程は共通するように思います。

 

[前半]

 

<特許にならないかも?>

もちろん、既に似た技術が公開されていて(新規性・進歩性欠如)、特許にされない場合もあります。

 

新規性欠如、それでいいじゃないですか!

 

 

「発明の申請書類が理解できない」(記載不備)と言われることもあります。

 

記載不備、それでいいじゃないですか!

 

<それでいい!>

人間が、生きてゆく中で、不便な点や、「こんな物があったらイイナ」という夢を実現する方法を考えたものが発明です。

 

特許になろうと、なるまいと、貴重な、人類の創造です!

 

 

<誰かがマネする?>

いいじゃないですか!

 

いくつかの宗教では

「見返りを期待せずに、他人に与えれば、何倍のものが自分に返ってくる(金銭とは限りません)」

と教えています。

 

誰かがマネして、使ってくれたら、世の中の為になります。

感謝です!

(企業発明ではそうはいきませんが)

 

<でも、自分は使えるようにしよう!>

(特に個人発明家の方は)、発明推進協会の「公開技報」

https://www.hanketsu.jiii.or.jp/giho/help/Menu_help01.htm

に載せて(数千円レベルで可能)、世の中に公開してしまいましょう!そうすれば、今後、誰かが特許化して、権利行使される可能性が非常に低くなります。

 

 

[後半]

 

発明の発想法:

 

(1)まず、今、不便だと思う点、又は、「こんな物があったらイイナという夢」を考えましょう。

 

今日の例では、

「小型な日用品を利用して大きな広告を表示したい」

です。

 

(2)具体例をいくつか考える

「日用品」といっても、いろいろです。

ベルト、傘、靴、ペン、等々、いくつか考えてみましょう。

 

(2-1)想像

それぞれの例について、発明の「機能」(ここでは「大きな広告を表示」)を実現するための方法を想像しましょう。

 

ベルト---中に広告を丸めて入れておき、引き出す? 小型プロジェクタをバックルに付けて、投影する? ベルトを外して、折込みされたベルト自体をバサッと広げる? ・・・ 等々、色々出てきます。

 

傘や、靴、ペン、についても同様の「想像」をしましょう。

 

(2-2)実現容易性+本来の日用品の機能を害さない

 

日用品の場合、容易に作れることが重要です。製造工程が複雑だと、原価が高くなり、皆さんに気軽に利用して貰えません。「小型プロジェクタをバックルに付け」は、複雑、かつ、高価かもしれません。

 

また、本来の機能(ベルトなら、ズボンを腰で固定)をなるべく阻害しない必要があります。「ベルトを外して、折込みされたベルト自体をバサッと広げる」は、ベルトを外す必要があり、ちょっと難点があります。

 

(2-3)2つの矛盾する要求を解決

・実現容易だけど、本来の日用品の機能を害する;

・本来の日用品の機能は確保するけど、実現困難、

 

という「2つの矛盾する要求を解決」するのが、発明の醍醐味です。

 

(3)私ならどうする?

短時間で考えたのは、以下のようなしくみ。まあ、新規性は無いでしょう。。。

ベルト止めの部分からは広告等の表示媒体は伸ばせないので、上図のように、ベルト内部に、糸状の素材を丸めて収納し、必要時には、下方に伸ばす。

多数の糸状素材の上に、離散的に濃淡、あるいは、色彩を施し、全体として、何らかのメッセージを表示。

 

(4)昔の特許公開公報の例

 

ペンから帯状の広告媒体を引出すもの。ペンの芯を出す場合は、第1図、第2図のボタン“26”を押す。広告を表示する場合は、ツマミ16で引き出す。

 

 

(5)まとめ

「不便な点」がみつかったら、嬉しい出来事です。

発明の出発点です。

あとは、色々、発想を膨らませて、具体的な「物」を考えてゆきましょう。

ちょっと、法律、語学、特別な技術、を離れて、発明、アイデア、発想法、といった点について

書き始めてゆこうか?と思っています。

 

「マガジンサミット」

http://magazinesummit.jp/business/1346749160316

で紹介。

お母さん思いのお子さんが、大切な傘を忘れないように、と発明したもの。

 

 

特許発明の実施例は以下のとおり:

 

例えば、図書館等の、不特定多数の人が訪問する場所の出口付近に、1本、当該図書館等によって設置された傘に工夫を加えた。

(不特定:誰でも)が出口に近づくと、自動的に当該傘が開いて、注意を喚起。

「そういえば、傘を傘立てに置いていた!」

と思い出させる。

 

 

引用発明1は以下のとおり:

特定人が、当該特定人所有の傘から、一定距離離れると、警報が発せられることによって、傘の忘れ物を防止。

 

 

審査段階で、1回拒絶理由通知が出されたが、発明者(小学生)、母親(法定代理人)、弁理士、特許事務所職員、の4人で、審査官と面接し、上記等の相違点を説明。

その後意見書のみを提出し、特許された。

 

特許後に、物凄い数の閲覧請求あり。

マスコミに報道されたため? それとも実施(予定)の企業が居たため?

 

子供であっても(子供だからこそ?)、大人の思いつかない斬新なアイデアを発想できます!

次は、あなたかも!?

下面是渉案商標。在日本専利局中国企業申請把這商標登録到商標権:

 

指定商品(留意:是把商標放在商品上的多个商品)

範囲20 

Category 20  床上用品, 靠墊,枕頭, 空気枕頭, 稲草床垫,長枕頭, 空気靠墊, 空気床垫, 在野営時用的睡袋, 嬰児用囲欄内用垫子,交替尿布時用垫子

 

 

在日本専利局審査中,因下面的類似商標存在這商標受到拒絶:

審査官告訴上面商標申請人只類似商標的指定商品(門窓隔扇)和上面商標指定商品中的一个指定商品(嬰児用囲欄内用垫子)類似。

 

作為回応,申請人申請復審委員会審理。再加上把指定商品中“嬰児用囲欄内用垫子”取消了。

 

 

結果上面渉案商標和指定商品没有類似商標,所以被登録了。

 

<教訓>

往往把指定商品一部分取消是有効果的辯法。

The following is trademark, by Chinese Corporation, applied with Japan Patent Office for registration:

 

 

Specified goods(Note: range of goods with which trademark is attached)

Category 20 bedding, cushion,pillow, air pillow, straw mattress,long pillow, air cushion, air mattress, sleeping bag for camping, mat for playpen,mat for diaper changing

 

 

During the examination at Japan Patent Office, this trademark has received rejection because the combination of the trademark with “mat for playpen” resembles with following cited trademark with fixture as its specified goods.

 

 

In response, the Chinese applicant of the above trademark requested an appeal, with filing amendment to its specified goods to delete “mat for playpen” therefrom.

 

As a result, the combination of above trademark with all its specified goods have no trademarks in the past that resemble therewith.

 

<Lesson>

It is often an easy and simple way to escape rejection of trademark application by deleting allegedly “resembling” specified goods.

<1件作成済みの記事があったのでupします。読者の方からblogの希望を頂いていますが、今後、どういう方向で書いて行くか、思案中です。>

 

以下は、中国企業が商標登録出願したもの:

 

 

指定商品(注:商標を用いる商品の範囲)

第20類  寝具類(リネン製品を除く。),クッション,まくら,空気まくら(医療用のものを除く。),わら製マットレス,長まくら(まくら下用),空気クッション(医療用のものを除く。),エアマットレス(医療用のものを除く。),キャンプ用寝袋,ベビーサークル用マット,乳幼児のおむつ替え用マット

 

特許庁の審査で、「『ベビーサークル用マット』については、引用商標「クリーパー/creeper」(指定商品「建具」)と類似するため」拒絶された。

 

 

<注:なお、上記標章には中国語「柯瑞普」(中国語読みではke(1声) rui(2声) pu(4声))が併記してある。英語のcreeperの発音を漢字で表現してある。この部分が、漢字の「意味」として日本語で認識できれば、引用商標とは差別化されて登録された可能性もある、と考える>

 

 

これに対して、上記中国企業は、拒絶査定不服審判を請求するとともに、

 

第20類「寝具類(リネン製品を除く。),クッション,まくら,空気まくら(医療用のものを除く。),わら製マットレス,長まくら(まくら下用),空気クッション(医療用のものを除く。),エアマットレス(医療用のものを除く。),キャンプ用寝袋,乳幼児のおむつ替え用マット」と補正した。

(「ベビーサークル用マット」を削除)

 

これにより、本件商標と指定商品のいずれの組み合わせも、引用商標「クリーパー/creeper」(指定商品「建具」)とは非類似となり、商標登録が認められた。

 

 

 

 

 

 

カリフォルニア州司法試験。

3000時間以上勉強後、2度の不合格で、諦めてから数年経っています。

でも、ときどき、受験生の方から、質問を頂きます。

 

先日もご質問を頂き、CalBar関連のblogを書いて欲しい、

というお願いまで受けました。

 

主な質問は、「勉強用のレジュメが欲しい」というものです。

少し前に、「和文のレジュメを譲ってほしい」

というリクエストを頂きましたが、

私の知る限り、ネット上で、無料で入手可能な和文のレジュメはありません。

 

昔の勉強仲間が持っていた、和文のレジュメは、全て、受験機関

abitus

https://www.abitus.co.jp/learning/qualification_lawyer/contact/contact.php

 

LEC

http://www.lec-jp.com/bar/

に入会して、高い入会金を払った人だけが貰えていたようです。

 

(他人に譲渡すると違約金発生のペナルティ)

 

よって、日本語のレジュメが欲しい方は、これらの予備校に入会する必要がある、と思います。

 

ただし、現時点で、これらの予備校のページを見ると、米国弁護士

コースが閉鎖されているようです。

 

abitusでは、以前、「オレゴン州の司法試験コース」(日本の法学位あれば米国留学不要)

も開設していたようですが、それも無くなっているようです。

 

結局、米国留学せずに米国弁護士になる唯一の方法は、日本の弁護士登録されている方が、CalBarを受けるだけとなったようです。

(弁理士の受験資格は廃止されました)

 

レジメに戻りますが、

英文レジメは、

日本の辯護士さんでCalBar合格者の↓

https://blogs.yahoo.co.jp/sohsukey/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=1

しかないと思います。

私も、これに、びっしり書き込みをして勉強しました。

 

大阪の前川弁護士さん(CalBar合格者)のblog↓

http://shinmeilaw.blog91.fc2.com/

も参考になります。

 

前川先生は、エッセイとPTについては、CalBar委員会が公表している過去問を中心に勉強されたようです。

私は、CalBar元試験委員の先生について通信教育を受けましたが、

受講前より、次の試験の点数が落ちてしまい、あきらめました。

 

MBEについては、私は、Adaptibarを何回も回して勉強しました。MBEは合格レベルに行っていました。

 

以上、受験生の方のお役に立てれば幸いです。

 

 

 

 

 

NPOの多文化共生センターです。

http://tabunka.or.jp/

 

外国で中学卒で日本に来てしまうと、義務教育が受けられません。

日本語を覚える機会もありません。

また、外国の中卒で日本語が話せないと、日本で生きて行くのが困難です。

 

そこで、上記NPOでは、日本語が話せない子供たちに、日本語+高校入試(5強化)

をボランティア(土曜日午後)の人達の助けを借りて教えています。

 

お金のある子供はインターナショナルスクール(年350万円とか!)に行くのですが、

普通の子供は、都立高校しかありません。

 

2週間前から、はじめて、こんな自分でも人の役に立つんだ、と思って、

今まで感じたことのない、喜びを感じました。

中国籍の子供が多く、前に勉強した中国語が役にたっています。

 

逆に、公私で多くの困難に面している私の方が、子供たちに救われています。

 

天に感謝です!

 

日本人の皆様ごめんなさい。。。これから、中国の方達に、日本の特許情勢を解説する試みをやってみたい、

と考えています。最後の方に、日本語で簡単なメモを書きます。ご容赦ください。

 

 

今天的話題:別的公司(不会特定)将帯您商標他商品対日本進国的時候,在日本専利局您可以申請

某企業(不会特定)侵害/非侵害您商標的判断。

 

 

這是対有関立体(3D)商標権利人請求専利局侵害判断。

 

下面是渉案商標:

 

指定商品:拉鎖等

 

 

権利人的権利侵害請求被専利局否定了。

専門局決定某企業(不会特定)的被疑侵害標章没有自己商品和他人商品識別機能,所以

被疑侵害標章没有侵害渉案商標。(没有自己商品和他人商品識別機能必須自由地用了)

 

 

在討論有関専業話題時我漢語水準不足。

但是為那様的目的我英語水準十分。我日文水準当然十分。

再加上我們事務所有専業翻訳者所以容易地翻訳您的専利文。

歓迎您詢問我們有関専利的問題。

 

 

日本語:

立体商標の商標権を有する請求人が、特定不可能な被請求人を相手に、当該被請求人の商品に係る標章が、

請求人の商標権の効力範囲に入らない、とされた。

理由:被疑侵害標章に自他商品識別機能が無いため。

立体商標の権利者が非請求人不特定で判定請求

 

・立体商標の商標権に係る判定請求は珍しいだけでなく、

・被請求人(被疑侵害者)を特定せずに(「外国から輸入経路不明で大量に輸入されているため特定不能」という説明)判定請求され、

<<被請求人の特定無しでもOKの場合あり>>

・審判官が、「イ号標章」が、商標法26条の「商標権の効力が及ばない範囲」(*)に該当するとして、請求を棄却した。(勿論、被請求人の反論は無く、職権で)

<<イ号製品の商標法26条の該当性につき職権審理する>>

 

(*需要者が何人かの業務に係る商品であることを認識することができる態様により使用されていない)

 

非常に興味深い判定です。

 

本件商標(一部)は以下のようなもの(権利者保護のためボカしてあります)

(指定商品はスライドファスナー等):

 

注記1)

なお、私が権利者であったなら、恐ろしいのは、本件商標権に無効理由が内在するのではないか、という点です。請求人は、本件商標(+指定商品)とイ号標章(+商品)が同一又は類似範囲に属すると主張していますので、仮にその主張が客観的に正しければ、(立体)商標権に係る標章が、「需要者が何人かの業務に係る商品であることを認識することができる態様により使用されていない」ことになり得る(商標法3条違反)からです。

 

注記2)判定には、場合によっては被請求人を立てなくても受理され、実質審理されるというのは驚きです。訴訟では被告が特定できないと訴えが却下されるようです↓

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1074060365

カリフォルニア民事訴訟規則では、特定不能な被告を”Doe”というfictitious nameで特定することが許されているようです:

https://michaelreiterlaw.wordpress.com/2012/04/18/fictitious-defendants-in-federal-u-s-district-court-for-the-central-district-of-california/

 

注記3)

商標法26条は、特許の世界で云う、「自由技術の抗弁(公知技術に対して権利行使不可)」と対応するものを立法化したものと、個人的には思います(商標法と特許法では保護対象が異なるのでちょっと乱暴な議論ですが)。

では、特許の判定で、(根拠条文無しに)、公知技術であるイ号製品に対する判定請求が為された場合、審判官は、イ号製品が公知であることを理由に、請求を棄却するのでしょうか?

個人的経験では、被請求人側として、「イ号製品が公知であるので、クレームは公知なものを含まないように限定解釈すべき」と主張して、「技術的範囲に属さない」という判定を得た経験があります。

(被請求人が指定されない場合、被請求人が当該主張をしない場合に、果たして職権調査により上記のような判定が為されるか?は不明。恐らくNOでしょう。)

<<<注:判定では「無効」か否かの判断はされません!>>>

 

作為対您在日本販売商品阻礙商標無効的方法

 

<商標無効復審>

在日本専利局您(nin)可以要求対您在日本販売商品阻礙商標無効。

(没有申請期間限制)

 

日本人の皆様ごめんなさい。。。これから、中国の方達に、日本の知財情勢を解説する試みをやってみたい、と考えています。最後の方に、日本語で簡単なメモを書きます。ご容赦ください。

 

在無効復審内独国企業請求人要求将日本商標権者下面商標無効掉。

“GNS”

(它指定商品包括GPS接収器)

 

独国企業請求人主張商標権者在知道請求人在日本使用”GNS”商標和購入過表示”GNS”商標的請求人商品的情況下,利用請求人在日本没有”GNS”的状況故意申請”GNS”商標,然后得到”GNS”商標権。

独国企業請求人主張日本商標権者行為違反” 公共秩序和良好風俗”。

 

日本専利局復審委員会同意請求人上面主張,将日本商標権者”GNS”商標無効掉。

 

 

在討論有関専業話題時我漢語水準不足。

但是為那様的目的我英語水準十分。我日文水準当然十分。

再加上我們事務所

(https://www.yuasa-hara.co.jp/english/)

有専業翻訳者所以容易地翻訳您的専利文。

歓迎您詢問我們有関専利的問題。

 

日本語:

無効審判において本件商標GNSに係る商標権は、公序良俗違反を理由に基づいて無効とされた。

[理由]

被請求人は、ドイツにおいて”GNS”に係る商標権を有する請求人から当該商標を付したGPS受信器等の輸入を行っていた。被請求人は、請求人が日本において商標権を有していないことを貴貨にして、自ら商標権を取得し、請求人に権利行使を行った。