産後の骨盤はどうなってるの?
自然分娩、帝王切開にかわらず、妊娠&出産は女性の骨盤に大きな負担をかけます。
産後の骨盤は以下のような状態になりやすいそうです。
1、歪みやすい
全身の関節を柔らかくするリラクシンというホルモンが妊娠8週から産後1ヶ月まで出るため、簡単に歪む時期です。
無理な体勢で赤ちゃんを抱っこしたり、授乳したりするとすぐに歪んでしまいます。
2、骨盤が開く
妊娠中そして出産時に広がった骨盤は、自然分娩の場合は赤ちゃんが出た瞬間に脳が認識して元の形に戻そうとしますが、帝王切開の場合は、開いた骨盤が自然に元に戻ることはまず無いそうです。
3、恥骨の結合部が歪む
妊娠中や出産時に開いた恥骨の結合部は産後歪んだままだと、骨盤周りや股関節が痛くなったり、骨盤底筋群ゆるくなる原因になりえます。
4、骨盤底筋群がゆるむ
産後、会陰部の痛みのため、骨盤底筋群に力を入れないようにする癖がつくと、この筋力が弱り、尿漏れ、便秘、冷えなどの原因になりえます。
以上のように、出産直後の女性の骨盤はかなりの悪条件にさらされています。
また、骨盤が開いたままのお尻はのっぺりと垂れ下がって見えるため、女性としては絶対にさけたいところです。
産後1ヶ月後のまだ関節が柔らかいうちに集中的に産後の骨盤矯正の施術を受けることを強くお勧めします!