今週の将棋倶楽部24の結果 | 将棋大好き雁木師の新将棋文化創造研究所

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主に将棋に関する詩などの作品紹介と、自分の将棋の近況報告を行います。

読者の皆様こんばんは。雁木師でございます。今日は、今週の将棋倶楽部24の結果報告を行いたいと思います。私は24にいくつかのルールを設けて指しています。今週は、金曜日に7局、土曜日に6局、日曜日に7局で20局指しました。解析には「ShogiDroid」を使用し、10局解析しました。それ以外のルールについてはこちらからご確認ください。→12/8投稿:「あつまれ!描く将」のイラストと今週の将棋倶楽部24の結果

それでは早速結果報告に入ります。

 
実施日:12/20~22
対局数:20局(20日7局、21日6局、22日7局)
勝敗:12勝8敗。勝率.600(20日5勝2敗、21日3勝3敗、22日4勝3敗)
手番別の勝敗は以下の通りです。
手番別勝率:先手番勝率.600 後手番勝率.600
今週は序盤は2連勝スタートから2連敗、3連勝と続き、中盤は3連敗から4連勝でした。終盤は2連敗から2連勝と連勝と連敗が交互に続く形でしたが、中盤の4連勝が生きて勝ち越しました。内容は、序盤は二転三転する将棋がやや多く、中盤は先手を取られてじわじわと形勢を離される将棋が多く、終盤になって再び二転三転する将棋が多かったです。平均手数は110手。後程戦型別の勝敗でも話しますが、戦型によっては早く決着が付いたり、長い将棋になったりしました。次に、戦型別の勝敗を見ていきます。
まずは自分から見た戦型から。今週は、角換わりが最も多く指されました。私は常に腰掛け銀を狙っていますが、腰掛け銀が成立できたのは6局中4局。成績は3勝1敗です。成立できなかったのは2局で1勝1敗でした。腰掛け銀が成立するか否かが勝敗のカギを握るかというところです。ちなみに、今週の角換わりの平均手数は6局平均で97手。終盤に行くにつれて、手数が短くなっていきました。2番目に多かったのは右玉。こちらも角換わりと同じく4勝をあげました。5局全て振り飛車相手に指しています。右玉の平均手数は、5局平均で122手。入玉狙いなどで粘る将棋が多かったことが要因でしょうか。今週の勝ち星12勝のうち、3分の2はこの「2本柱」があげたもの。やはり軸となる戦法で安定して勝てることが勝率アップの要因と言えます。次に、相手から見た戦型を見ていきます。
相手から見た戦型は、角換わりが最も多かったです。相手の角換わりを見ていると、腰掛け銀が多かったです。自分も腰掛け銀が多かったので、相腰掛け銀の将棋も多かったです。振り飛車のトップは四間飛車。3局全て、右玉で対抗しました。全体的には、居飛車の将棋が多かったです。自分も振り飛車を何局か採用したことも影響したようです。今週は、相居飛車が12局、対抗形が8局でした。次に、今月のここまでの成績を見ていきます。(22日終了時点)
 
 
総合成績:33勝27敗。勝率.550
手番別の勝敗は以下の通りです。
手番別勝率:先手番勝率.500 後手番勝率.600
ここまでは、先週、今週と勝ち越してきましたので全体で勝ち越しできています。先手番での勝率が上がってきたことが大きいです。手番の比率はどちらにバランスが偏ることもなく来ています。「後手番地獄」も経験している身からすれば、今後も先手番での勝ち星をどれだけ増やせるかがポイントになりそうです。最も、後手番を地獄と感じたことは少ないです。24においては、先後はランダムで決まります。自分よりレートが高い相手との対局において、レートが高い側が先手番を持つこともあります。ちなみに、実際に将棋道場に行ってみると、棋力が同じ場合は振り駒、棋力が違う場合は棋力の低い方が先手番を持つことが基本とされています。ただし、棋力に差がありすぎる場合は駒落ち将棋となり、駒を落とした棋力が上の人(上手)が先に指します。では次に、戦型別の勝敗を見ていきます。(22日終了時点)
まずは自分から見た戦型から。ここまでは、右玉が最も多く指されています。ほとんどを対振り飛車で採用していて成績は良好。まさに、エースの働きをしています。2番手は角換わり。角換わりはここまでは勝率は5割強とあまり高いとは言えませんが、採用数は急上昇。後手番で横歩取りに自信がないことがその要因ではないかというところです。相居飛車で後手番の場合は、一手損角換わりを指すことが多いです。それ以外の戦型はやや伸びを欠いている状態。現状としては、この2つを柱に勝ち星を重ねられるかです。次に、相手から見た戦型を見ていきます。
相手から見た戦型は、居飛車は角換わり。振り飛車では四間飛車が多いです。角換わりについては、自分が誘導して相手が応じるというケースが多いのと、前述しましたが後手番で横歩取りを拒否して角換わりに持ち込むケースが多いことが採用数が多い要因でしょうか。四間飛車に関しては、四間飛車に構える流れの中で角道を止めるのが基本とされているのですが、これが右玉狙いの自分にとっては意外とありがたかったりします。これは個人の見解ですが、右玉狙いの者としては、角道を止める振り飛車はどこに飛車を振ろうとも角道を止める手順自体が実は右玉を目指すうえで助かっていることがあります。もちろん振り飛車の急戦も存在するので油断はできないのですが、振り飛車側の角道が止まっていると穏やかな将棋になる傾向が多く、居飛車側に選択肢が増えてきます。右玉側としては、振り飛車側が穏やかに玉形を整備してくれると右玉がしやすいという感じでしょうか。一方、角道を止めない振り飛車を相手に右玉を目指すと、早い段階で角交換をされることが多く、交換した角を筋違いに放って駒の動きを制限されることもあります。そうなると右玉を完成しても、攻撃態勢を整えられてしまうので先攻されやすく、受けきるのが難しいというのが私の経験です。単に右玉のみしか狙わない自分にも問題がありますが…。いずれにせよ、振り飛車に右玉で勝つにはまず序盤の駒組みに注意しないと一気に不利になることがあります。場合によっては、右玉を諦める必要も出てくるので臨機応変な対応も求められます。
 
 

以上が、今週の将棋倶楽部24の結果です。現在のレートは871点、最高レートは1,106点です。先週、今週と勝ち越しで終えたことでレートが上がりました。当分の目標は900点台到達とその維持ということになりそうです。

 

 

今日はここまでとさせていただきます。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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