今週の将棋倶楽部24の結果 | 将棋大好き雁木師の新将棋文化創造研究所

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「将棋大好き雁木師の将棋本探究」をリニューアルしたブログです。
主に将棋に関する詩などの作品紹介と、自分の将棋の近況報告を行います。

読者の皆様こんばんは。雁木師でございます。今日は今週の将棋倶楽部24の結果報告を行いたいと思います。私は24にいくつかのルールのルールを設けて指しています。今週は、金曜日に7局、土曜日に7局、日曜日に6局で局指しました。今週も解析に「ShogiDroid」を使い、8局解析しました。それ以外のルールについては前回の投稿をご参照ください。→12/8投稿:「あつまれ!描く将」のイラストと今週の将棋倶楽部24の結果

それでは早速、結果報告に入ります。

 

実施日:12/13~15

 

対局数:20局(13日7局、14日7局、15日6局)
勝敗:11勝9敗。勝率.550(13日3勝4敗、14日5勝2敗、15日3勝3敗)
手番別の勝敗は以下の通りです。
手番別勝率:先手番勝率.500 後手番勝率.625
今週は、序盤に2連勝から3連敗。中盤は一進一退が続いてから3連勝。終盤は2連敗のち3連勝として勝ち越しでした。内容は序盤は無理攻めを仕掛けて自滅。中盤に連れて内容も良くなり、終盤は難解な攻防に苦戦するという展開です。「ShogiDroid」にかけた将棋の内容を見ると、勝つときはリードを保って追い込んでいく。負けるときは1手バッタリの手に泣くという結果が多かったです。となると、切り返しに課題を残すという感じでしょうか。次に、戦型別の勝敗を見ていきます。
まずは自分から見た戦型から。今週も右玉がもっとも採用数が多かったです。右玉関連の書籍を読んでから、右玉復活の傾向が顕著です。2番手は今週も角換わり。腰掛け銀を連採しています。その他のトピックとしては、久しぶりに四間飛車が登場しました。これは、三間飛車を狙った際に、相手が右四間飛車で対抗してきたら四間飛車に方針転換するという構想から得たものです。成績面からすれば、特にどの戦型もよくもなく悪くもなくという感じです。次に、相手から見た戦型を見ていきます。
相手から見た戦型は、角換わりが最も多かったです。あとは、居飛車のその他の戦型も多かったです。その他の戦型は、一言でいえば力戦でしょうか。勝ち越しできたのは良かったかなというところです。振り飛車では四間飛車が最も多いものの3局。全体としては居飛車が多かった印象です。今週は、相居飛車が13局、対抗形が7局でした。次に今月のここまでの成績を見ていきます。(15日終了時点)
 
総合成績:21勝19敗。勝率.525
手番別の勝敗は以下の通りです。
手番別勝率:先手番勝率.450 後手番勝率.600
ここまでは、先手番で負け越し、後手番で勝ち越しでトータルで勝ち越しています。後手番で2週連続勝ち越しできたのは大きいかなと思います。先週は後手番に傾き、今週は先手番に傾いたことで意外と手番のバランスは均衡を保っています。手番に関わらず得意戦法でどこまで勝ち星を伸ばせるかがカギとなりそうです。そういう意味も含めて、次に戦型別の勝敗を見ていきます。(15日終了時点)
まずは自分から見た戦型から。ここまでは右玉がトップです。ほとんどを対振り飛車相手に指しています。もともと右玉は私にとって、対振り飛車のエース戦法でした。ただ最近は、ミレニアム囲い、elmo囲い、急戦といった、玉を左に囲う戦法にシフトチェンジしたことで採用数を減らしました。そこに、右玉関連の書籍を読んでみたことで復調を遂げ、現在に至るという形です。関連書籍を読む前と後で変化したことがあったかというと、読む前は上部を圧迫して勝とうとして脆さを出してしまい負けるというパターンが多かったですが、読んだ後は飛車と角を柔軟に活用して敵陣を崩していく。分かりやすく言えば力ずくで押さえ込むスタイルから、理詰めで追い詰めていくスタイルに変わったという感じでしょうか。この感覚は覚えておきたいところです。2番手は角換わり。相変わらず腰掛け銀の採用が多いです。角換わりももともとはエース戦法の一つでした。一時成績が伸び悩み採用を減らしていた時期もありましたが、9月に入ってから採用数が戻りました。成績自体は9、10月は勝ち越しも先月は負け越しとやや落ちているので、残り2週はエースとしての復活へ大きな分岐点になりそうです。現状としては、右玉と角換わりが2本柱として支える形です。他の戦法の台頭があるか残り2週に注目です。次に、相手から見た戦型を見ていきます。
相手からいた戦型は居飛車では、角換わり。振り飛車では中飛車と四間飛車が多いです。自分の角換わりは腰掛け銀が中心ですが、相手の角換わりで多いのは腰掛け銀と早繰り銀でしょうか。私が対峙した角換わりでは早繰り銀も良く指されています。特徴は、隙あらば飛車先の歩交換を狙うこと。これは警戒しなくてはいけません。振り飛車で多い戦型である中飛車は、ゴキゲン中飛車というよりは角道を止める中飛車が意外と目立ちます。プロ間では最近、ゴキゲン中飛車は下火と聞いたことがありますがその影響でしょうか。四間飛車は相変わらずの人気です。特に、高美濃の囲いに多く対峙しているというのが感覚です。これは四間飛車に限らずですが、振り飛車は穴熊ではなく、高美濃に組む将棋が多いです。今月初めに「遠征」に行ってきた将棋施設でのこと、そこの席主さんは振り飛車党で四間飛車が得意戦法です。よく用いられている囲いが美濃囲いから高美濃に変化する振り飛車党鉄板の囲いです。この時、居飛車党の私はelmo囲いや急戦を中心に挑みましたが、その囲いを崩しきれずというパターンで負け続けました。美濃囲いは形が美しいと呼ばれる囲いです。美しさだけでなく、変形できることも強みで、高美濃~銀冠に組むのは理想形とされています。私は24においては振り飛車に右玉で対抗し、高美濃の時点で攻撃を仕掛けるというのがパターン化されています。
 
 

以上が今週の将棋倶楽部24の結果です。現在のレートは806点、最高レートは1,106点です。今週は勝ち越しでレートが上がりました。800点台の維持と昇級の目安となる850点超えが当面の目標となりそうです。

 

 

今日はここまでとさせていただきます。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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