おかげさまで昨日で二つの池の一番氷の切り出し
無事終了しました

白沢池、芳ヶ池 合わせて約5000枚の天然氷が確保されました
貫目でいうと1枚12貫目ですので単純計算で60,000貫目
かき氷にしたら何杯できるかなぁヘ(゚∀゚*)ノウヒャ

とりあえずこれで今年の夏もホッとひと安心ですが
さらなる安心のために
これからあと1回 二番氷をめざして新たに仕込みが始まります

9月に氷が無くなっちゃうなんてことは
天然氷蔵元としてあってはならないことですからぁ(*^o^*)ふふふ

さて

今季 ベテランの蔵方さんが体調を崩しましてほぼ引退
新人の氷積み職人の育成が大きな課題でした
加えて2台目のエンジンカッター導入で切り子も一人増やさねばなりませんでした




この重要なふたつの仕事は熟練とそれなりの体力が求められます

でも切り出し作業は常にぶっつけ本番
練習ができるものではありませんが…

幸いなことに切り子さんもみつかり

遠くのかき氷屋さんたちが続々助っ人に駆けつけてくださり



※白沢1日目 手前のカッターの横が高崎・日本一さん その奥が足立区梅島の椛屋さん 右のカッターの横についてくれているのが葉山・霧原さんです

切り出し前の準備からぶっ通しで6日間(もちろん日光連泊)
手伝いに初参加、しかもいきなり蔵方を命ぜられちゃった竜ヶ崎・さくら氷菓店のシュウくんの氷積みの習得の早さに助けられ



無事1日目終了

さらに二日目は
埼玉川島町の雪ミルク ヤマザキさん親子も元気に参加してくれました







つづく白沢三日目からは
かき氷界の至宝 熊谷の慈げんさんとお子息(兄貴のほう)



※この画像の全員がかき氷のプロ中のプロばかりw川・o・川w

世田谷・かんなの田中オーナー
世田谷・五大の小澤さんも加わり
地元のLOVE´S 斎藤さんふくめて
チーム松月一丸となっての切り出し祭り状態へヘ(゚∀゚*)ノ

芳ヶ沢1日目も昨日とほぼ同じメンバー(この日は慈げんさんの弟くん初参加)が
まるでそれが自分に与えられた天分がごとく
決して楽ではない労働に 嬉々として奉じているかのごとくまささんの目には映りました

この日は画像を撮る余裕もなく
かろうじてFBに動画があります→https://www.facebook.com/photo.php?v=254598981369436&set=vb.100004580077720&type=2&theater

慈げん弟くんがほぼ全身落水するも 速やかに予備の衣服に着替え作業に復帰し
何事も無かったように与えられた仕事を全うした姿に感動さえ覚えました( ̄▽+ ̄*)



※丁度半分切り出しが済んだ作業後の池の様子


芳ヶ沢三日目 最終日は
人員がギリギリの11人しか確保できていない…
基本的に蔵に3人、水揚げ場と押し上げに4人 流しに4人 切り子が1人の12人が必要

慈げん「まささん、明日人足りてます?」

まさ「一人足りない感じでぎりぎりですけど、蔵から一人流しに回せばなんとか…」

慈げん「自分明日も大丈夫!来ますから安心して下さい(^_^)v」

まさ「あぁ、ありがたいです!恩にきます(^人^)」



そんなこんなで無事最終日も
余裕のよっちゃんで無事すべての切り出しを完璧に終えることが出来ました

氷室の中の“積み”の最終工程
平3枚乗せの担ぎ上げ方を若手に伝授することもできました→FB動画https://www.facebook.com/photo.php?v=254916658004335&set=vb.100004580077720&type=2&theater


天然氷をお使いの各業務店のみなさんが
氷に対するこだわりといいますか 愛情がハンパない理由が伝わりましたでしょうか?
美味しいかき氷にはちゃんと理由があるでしょ

だからといって
真冬の日光詣出をしなくちゃどうこうっていうんじゃないんですぜ
遠くから祈るだけでも 願うだけでもいいと思うんです

冬晴れが続きますように(。-人-。)
雪や雨が降りませんように(。-人-。)
誰も怪我せず水浸しになりませんように(。-人-。) ってネ(^_-)☆

そして真夏に透き通りまくった氷を見つめて
多くのみなさんの思いの込められた塊に 命を吹き込んでくだされば
必ずおいしいかき氷になりますっ(・∀・)マチガイナイ

これは食べるお客さんにも言えることです
この記事を読んだ方と 読んでいない方とでは味わいが違うはずです

日光の冬を存分に召し上がれ(´∀`)