※追記※
動画ページの下に英文があったのですが、その文章に触れていなかったので、本ページ末尾に訳文を追加しました。インタビューが行われた趣旨です。
宇野昌磨選手のコーチにしてみんな大好き(私は好きよ)ステファン・ランビエールコーチがNHK WORLD-JAPANのインタビューに登場!
なんで!?
出演の理由はわかりませんが。
まだ髪の毛がある頃に撮影したってことだけわかります。
丸刈り前でよかった!
坊主だったら、NHK的にはどうだったのだろう。
(見てみたかった気もしなくもない、かもしれない)
とりあえず聞き取ってみました。意訳です。
私の英語力は信じないでください。
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インタビュアーは「NHK」としました。
ただ、口頭での問いかけは最初のみで、以降、質問や状況説明は字幕表示でした。
以下、青文字は字幕部分です。
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「コロナの時代の私たち。Stéphane Lambiel, Figure Skater & Coach」
ランビ:ボンジュール!
NHK:ボンジュール、ステファン。お元気ですか?
ランビ:元気です。
NHK:どんなふうにお過ごしですか?
ランビ:普段とは全然違います。
僕はしょっちゅう旅をしていてほとんど家にいなかったんですが、かれこれ2ヶ月家にいます。
僕にとっては記録的なことですね。
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ランビエールは2度の世界王者。
2006年のトリノ五輪銀メダリストでもあります。
2020年1月、彼は平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(以下、Shoma)のコーチとなりましたが、それからすぐに新型コロナウイルスが蔓延し始めました。
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【質問】コロナ危機はあなたの活動にどのような変化をもたらしましたか?
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ランビ:我々はスケートをやめなくてはならなくなりました。
3月中旬の世界選手権が中止になるというニュースもありました。
スケーターにとって--僕の生徒たちにとって、シーズンで一番大切な目標が急になくなったわけですから、本当に受け入れがたいことでした。
滑れないことがどのくらい続くかわからなかったですし。
まったく未知のことで、「???(ランビ曰く"big question marks")」という状況に置かれて。
僕は生徒たちと毎日連絡を取っているんです。
大切なのは一緒にいなくても連絡を取り続けること。
そっちはどう?こっちはこんなだよ、なんて説明したりして。
こういったことは僕らにとって連帯感や友情を育むのにとても良い機会。
生活のリズムになってます。
モチベーションや活気を保つことにとても役立っているんですよ。
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4月、国際スケート連盟(ISU)はコーチングの専門家が主催するオンライントレーニングレッスンを開始しました。
ランビエールは「ストレングス&プライオメトリック」(※)を担当。
生徒にレッスンに参加するよう促しています。
※筋肉の瞬発力を鍛えるトレーニングのようです。
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【質問】現時点で、あなたは人類に対してどのような見通しを持っていますか?
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心と体は絶えず繋がっているから、心の健康を保つためには活動的に過ごすことが大事だと思います。
僕の最優先事項は、画面越しのトレーニングです。
生徒の体型と筋肉の良い状態を維持するために、いくつかのエクササイズを与えています。
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【質問】より良い未来を作るために私たちは何ができるでしょうか??
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この瞬間にも全てのことが変わっていますからね。
我々はリンクの使い方を再考しなくては。。。
滑ろうにも控え室を使うことを許されていませんから。
リンクに来る準備が出来ていても、ウォームアップする場所を探さなければならないんです。
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選手にとってウォームアップは怪我を防ぐために、そしてパフォーマンスの向上のために必要なこと。
ランビエールは控え室の入れ替えなど、新しいやり方を模索しています。
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今はまだ大きなことは言えませんが、可能な限りうまくいきますよ。
こういったことは過去にもあります。
すぐに状況はよくなっていきます。
日本に行って、スケート仲間と以前のように過ごしたいです。
とてもとても寂しいです。
僕は日本のお米が大好きなんです!
Shomaが日本に帰るときにお米をくれたんですね。
ものすごい量の日本のお米を。
だから今はお米を調理して、シチューだとかと一緒に食べたり。
Shomaには、いっぱいお米を持って戻ってきてほしい!
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世界はShomaが1日も早くスイスで練習再開できることを望んでおり。
もちろんランビは生徒たちと一緒に練習できることを望んでおり。
ついでにランビはShomaがお米を持ってきてくれることを望んでいる!というオチでした。
(動画に出てきた二人のお写真)
英語、間違っていたら教えてくださいませ。
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※このページの冒頭で触れた「動画下にある英文」についてです※
コロナ危機の真っ只中、社会構造における価値観の劇的なシフトが浮き彫りになっています。
世界の人々は何を考えているでしょう。
第一線の知識人、ビジネスリーダー、クリエイティター、アーティスト、政治家、そして若者たち--彼らのパンデミックに対する考えと、心に描いている将来について共有します。
トリノオリンピックのフィギュアスケート銀メダリストであるステファン・ランビエールが、スイスにおける活動自粛の現状と、コロナ後のフィギュアスケート界の将来の展望について語ります。