放射線治療も終わりを迎え、いよいよ仕事復帰である。
2〜3日前から、いや、1ヶ月ほど前から仕事復帰へのプレッシャーと夏休み最終日前の←オイ 小学生のような気持ちが押し寄せ、前日などはソワソワしていた。
そんな仕事復帰前に、またしても我々夫婦はさっちゃん一家と三重県へ旅行に行った。
鈴鹿サーキットとその併設施設モートピア、夜はなばなの里ツアーである。
治療にかこつけて色々行ったなぁ。(しみじみ)
私達にずっと寄り添ってくれて、変に気を遣うでもなくいつもどおりに遊んでくれて、旅行にも一緒にいってくれるさっちゃん。
この「いつもどおり」がどれだけありがたかったか。
入院中も、ラウンジで他愛ない話をしたり、夜もLINEでくだらない話を繰り広げて爆笑したり。
入院してるのに病気であることを意識せずに過ごせたのは、夫やさっちゃんをはじめ、本当に周りの人たちのおかげだなと思っている。
さて、仕事復帰はするものの治療が全て終わったわけではない。
ハーセプチンのみが残っているのだ。
ハーセプチンについては以前にも説明したので、そちらをご参照いただこう。
ハーセプチンは副作用もない上に私のガンにはよく効くとのことで、病院に忍び込んでこの薬を家に常備しようかとシミュレーションしたくらい素晴らしい薬である。
これを、10月まで3週に一回、投与しに行くことになる。
2時間ほどの点滴時間のため、半休をとっていく形だ。
もちろん、私は毎回金曜日を希望し、金曜日午後〜日曜まで2日半の休みにしたのは言うまでもない。
仕事をしながらの治療、と聞くと大変そうなイメージがあるが、逆に3週に1回、少しゆっくりできる時間ができた感覚だった。
またいずれ書く予定だが、リンパ浮腫外来にも通うことになり、そこも金曜午後にしてもらったのは言うまでもない。
ところで、モートピアでの私のお気に入り写真の1つをご覧いただきたい。
さっちゃんの息子が運転する車に轢かれる夫である。(しかも、よく見ると息子ちゃんはよそ見運転している)
しかも、誰もこの構図を頼んでいない。
見てほしい、この足と腰の角度。
奇跡の一枚となりました。