子供椅子の塗替え

テーマ:
滅多にというかやることのない
椅子の塗り替えをやってみました
その理由はこの記事を読み進めるとわかると思います(笑)
 
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この椅子は私の自宅で使っていたのですが

実は貰い物でして、お隣の家でお孫さん用に

買って使っていたものでした

お隣さんが使わなくなり、まだうちの子供が

小さい時に「良かったら使って」と頂きました

 

うちの長男は大学生となり

下の子は中学三年生となった今、

気付くとダイニングの横の物置椅子と化していまして

使わないなら工場に持ってって

薪にしようかなと思ってました(笑)

 

まあお隣のお孫さんからうちの子供と

使われてきましたから痛みも酷く

ウレタン塗装は剥がれてかなりみすぼらしい

姿となってますので寿命は真っ当したと

思っていいでしょう

 

さて、工場に持って行きよくよく観察してみると

オーソドックスなデザインで結構しっかりとした

造作の子供椅子で材料はブナ材です

しかも背もたれ部分は積層材ではなく

ブナの曲木で作ってあります

 

恥ずかしながら貰い物というのと

忙しい日々の中、この椅子をちゃんと見てません

でした(^^;

 

これグラグラしてるとこを直して

キチンと塗り替えればいい椅子になりそう・・

でもうちではもう使わないしなあ・・

 

・・・

 

・・・

 

ひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球

 

そうだ 今度あるイベントは小さなお子さんが

いる方が沢山来るから

そのイベントの景品にしよう!!

 

ということで修理することにしました

 

 

早速 修理と再塗装の準備です

 

一番時間がかかるのは塗装剥がしですので

そこからです

 

 

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塗ってある塗装はウレタン塗装ですので
ただサンディングしても塗膜が硬くて
大変ですからリムーバーを塗布して
塗膜を溶かしてスクレーパーで剥ぎ取って行きます
 
このリムーバーってのが劇薬で
ちょっと肌についただけでビリビリするし
匂いも酷いので最悪の作業なんです
ゲロー
一般の方がやるときは十分注意して
換気の出来るところか屋外での作業をお勧めします
 
ある程度、塗膜をこそぎ落とすと
かなりサンディングしやすくなるので
そこからは根気の勝負です
 

 

 

 

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塗膜を剥がしたとこです
下地の着色が残ってるのと
凸凹した部分はなかなかきれいになりませんね
 

 

 

 

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サンディングと言っても手作業では
いつ終わるかわからないのでとにかく
サンダーなどの機械を駆使して大まかなところを
サンディングしていきます
なんせ細かいところが沢山あるから
通常では使わないディスクグラインダーやら
ランダムサンダーやらドリルの先につけるヤスリやら
あらゆるものを駆使して塗装を剥いでいきます
ゲッソリ

 

 

 

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背もたれと脚は絞り付きの丸棒なので
ここは完全に手作業です
部材に分解すれば旋盤でってことも出来るかも
しれませんが今回は分解の手間のほうが
かかりそうなので地道にサンディングしました。
 

 

 

 

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脚部分は終了~デレデレ

 

 

 

 

 

 

おつぎは上半分です~

 

 

 

 

 

全部 終わるとこんな感じ

 

 

 

 

 

 

 

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いやいや 綺麗になるもんですね~デレデレデレデレ
 
 
 
ここまでくればあとはグラグラしてるところを
一度外してボンドを注入して固定。
 
そのあとは楽しい塗装作業となります
 
 
今回はブナの木目も生かし
さらにその後の塗りなおしも簡単な
オイル塗装にします
 
塗るオイルは
 
 
プラネットカラー グロスクリアオイル
 
塗りやすくて撥水性もよく
価格も割とリーズナブルでなかなか良い
自然塗料です
 
 
 
 
こいつを塗ると・・・・
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

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こんな感じ~ ニヒヒニヒヒ
 
二回目塗るともう少し艶が上がりますね
出来上がりはイベント会場で確認してください
 
ブログにはお客さんにお渡しした時の
写真を撮って完成写真として載せようかな
ニヤニヤ
 
 
さて、少し生々しいな話ですが
ここまでの作業で丸三日間かかりました滝汗
 
椅子屋さんなら3日間で何脚作れるでしょうね・・
 
 
 
 
うちみたいな規模の工場を運営しているところは
職人さんの売り上げ目標を年間1千万円と
計算するのが一般的です
職人さんが5人いたら5千万の年商ってことですね
 
すると一日当たりの売り上げ目標は
3万3千円~3万5千円ってとこですから
今回3日かかったので約10万円頂かないと
工場を維持できないとなるわけです
 
この椅子を塗り替えるのに10万円・・・・ポーン
 
 
もったいないから直して使いたいという
物は沢山あると思うし、実際直せば使えます
でも直すだけの価値がその物には必要です
 
作る側はいつか誰かに直してもらえるような
物を作り、お客様にはそういう価値のあるものを
しっかり選んで購入いただきたいと
思います。
 
 
この椅子は次に誰に使ってもらえるのかなあ
 
しかしこの曲木の技術凄いな・・・
 
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