One Step 80 | 櫻葉妄想Story〜陽だまりの中で〜

櫻葉妄想Story〜陽だまりの中で〜

大好きな櫻葉ちゃんのお名前でお話を書いています。
個人で楽しむために書き始めたものなので
苦手な方は御遠慮下さいませ。




〖 side:S〗





雅紀と一緒に風呂に入る。
まぁ、いつものことながら雅紀が身体を洗うところを見ていたら軽く怒鳴られた。
これだけは慣れないんだよな…。
俺にしてみれば、どれだけ見ても足りないくらいなのに。





「あのさ…」





湯船の中で足の間に座る雅紀が、背を向けたまま話し始めた。





「前にも言ったと思うけど、俺にとっては翔ちゃんが目標っつーか、翔ちゃんみたいになりたいって思ってるからさ…。」





黙って雅紀の言葉を聞いていく。





「翔ちゃんが今、何を思ってるのかわかんないけど、それだけは変わんないから。」





ひと言ひと言が染みていく。
何も言わなくても気づいてんだよな。





「ん、わかってる…ありがとな。」





回した腕に力が入った。
いつもならクスクス笑って逃げようとするくせに、今日の雅紀は、俺の腕をギュッと掴んで自分の方に引き寄せてもたれかかってきた。





しばらくお互い何も言わず、ただ身体を寄せあって温もりを確かめ合う。
それだけで気持ちは伝わってくる。
すると…





「翔ちゃん、そろそろ出る?」





雅紀が俺の腕を解いた。





「えーっ、もう出んの?」





「うん、腹減った。」





確かに。





雅紀が先に出るのを湯船の中から見つめる。
出会ってからどんどん伸びていく身長。
それと同じように腕も脚も長くなって…ほんと、綺麗になったなぁ。





「うわぁっ!!」





そう思ってみていたら、思わず雅紀の膝裏に触れていた。
こんなところ触れんの、俺くらいだろ?





「何やってんだよ!」





「雅紀のこういうところ触れんのって、俺だけだよな〜って思ってたら触ってた。」





「バッカじゃないの?」





そう言いながら照れてるし。
でも、本当にそう思ったんだよ。
慌てて出ていく雅紀を見ながら、幸せな気持ちになった。





「フフフッ、さぁ俺も出るぞ〜!!」





「えっ、ちょっと待ってよ…」





雅紀の言葉を無視して出た。
焦ってパンツを履く姿がまた可愛い。





「もうっ!待ってって言ったじゃん!!
そんなに広くないんだから…着替えにくいし…どうして待てないんだよ…ブツブツ…。」





背中を向けて着替えてる雅紀に、俺もパンツを履いて見せた。





「ジャーンっ♪オソロだな。」





たまたま準備したパンツがオソロで、思わず雅紀にアピールしてみたら…





「うおっ…」





前の膨らみをサラッと触ってきた。
珍しい…ってか、触られるとマズイ。





「ゴメンゴメンっ!触ったらマズイ。」





俺が1人で焦っていると、





「あ〜腹減った。
先行っとく、メシの準備してるね。」





そう言って、着替え終わった雅紀がサッとしゃがんで…





「チュッ♡」





っとアソコにキスして出ていった。





「ま、マジか…/////」





呟く俺の後ろを、雅紀がクスクスッと笑いながら出ていった。