こんばんは。
先週は2020年に入って初めて、週末を赴任先の離島で過ごしましたが、金曜日にセンター試験受験のため島を出る高校生を港で見て、受験に行くだけで大変だなあと思いました。
ちなみに、小笠原諸島の高校生がセンター試験を受験するには、船のダイヤの都合上、27泊28日の長期滞在になるそうで、ここまで来るともう別世界に感じますね…(汗)。
さて、先日のフランス・ローヌ=アルプ旅行記に続き、今回から年末年始の南米3カ国周遊旅行記の連載を開始します。
初回は、五大陸最後の地に向けての過去最長となる空の旅の模様をお楽しみください。
12月27日(金曜日)・28日(土曜日)
出国・ロサンゼルス①・リマ①
7月のウクライナ・ベラルーシ・モルドバ旅行以来、約5カ月ぶりに訪れた成田空港は、年末年始らしい混雑ぶりで、空いていたのは芝山鉄道に行く通路(写真1枚目)くらいです(苦笑)。
今回私が利用したアメリカン航空(AA)のカウンターも、写真のとおり大行列ができており、ワンワールド・サファイア会員(=JGC会員)の特権の優先カウンターを使わないとどれだけ時間がかかるか、考えるだけで恐ろしくなります。
普段よりはさすがに時間がかかったものの、スーツケースを預けると仮設の優先レーン(写真1枚目)から手荷物検査・出国審査を済ませ、普段どおりサクララウンジ(同2枚目)に入室しました。
ラウンジ内は、夕方~夜のフライトが続く時間帯のため、若干混雑していましたが、それでも席は普通に確保でき、
早めの夕食のため、ビュッフェコーナーを物色し始めます。
(出典:日本航空HP)
いつものことですが、ANAラウンジより温かい料理が豊富なことを嬉しく思いつつ(上はメニュー表)、
1回目は定番の特製ビーフカレー(写真右)をメインに、
焼売と四川風麻婆豆腐(写真1枚目)、そしてチキンサラダにペンネ(同2枚目)をチョイス。このビーフカレーは何度食べても安定の美味しさですし、
特に今回は、作り立ての焼売が絶品の美味しさでした♪
その満足度合は、2回目にパンとスイーツ、そして2杯目のビーフカレーをとった時も、焼売を追加でいただいたくらいです。
このように、サクララウンジでは2019年最後の日本での食事と休憩を取ったのですが、この時に受付すぐ横のファーストラウンジを眺め、そのシックで落ち着いた雰囲気に憧れを感じます。
いつかはこのファーストラウンジを利用したいと思いつつ、ラウンジを出発すると、
ロサンゼルス行の便にいつもどおり優先搭乗。
すでにしっかり夕食を取ったので、このフライト中、機内ではほぼ寝て過ごしたのですが、
2回の機内食は、失礼ながらどちらもイマイチの味だなあ、と少しだけ口をつけてみて感じました(汗)。
日本人向けのJAL・ANAに及ばないのはもちろんのこと、欧州・中東の航空会社にも負けるというのが正直な感想です。
本当、サクララウンジで夕食を済ませてよかったと思います。
そして、10時間弱のフライトを経た同日午前(注:日付変更線を跨ぐため時間が戻ります。)、ロサンゼルス国際空港に到着。約2年ぶりの北米大陸上陸となります。
降機の折、ボーイング787の巨大なエンジン(写真2枚目)を間近で眺めた後、
一時的とはいえアメリカに滞在するため入国審査を受けたのですが、ツアーのメンバーの中にシステム登録が上手くいかなかった人が多数いたため、集合まで多くの時間を要し、
アメリカの入国審査のクソっぷりを改めて実感したところで、ツアー会社が用意した休憩用のホテルに移動しました。
乗継時間の休憩にホテル(写真1枚目)、というサービスはさすがJ〇Bさんだなあと感心しつつ、シャワーを浴びてからゆっくり休憩を取り、夜には再び空港に移動。
これから何度も南米でお世話になるラタム航空(LA)のチェックインカウンターを訪れますが、ここでもワンワールド・サファイア会員の力を発揮して、優先カウンターでスムーズに手続を終え、
混雑する手荷物検査場を抜けて制限区域内に入ります。
2年前のニューヨーク旅行の時も思いましたが、どうしてアメリカって何をするのにも時間が異常にかかるんでしょうかね。
頭のいい人や先端企業が世界で一番多いはずなのですが、公共機関は途上国並のギャップに結構イライラします(怒)。
それはそうと、次の便の搭乗開始まで時間に余裕があったため、すぐにワンワールドのビジネスラウンジに入室し、
多少の混雑をものともしない内部の広さに、正直感心します。
席数を広さで確保する発想はアメリカらしいと思いつつ、
時差の関係で微妙なお腹の空き具合ながら、軽めにチキンカレーとパン・スイーツのみをチョイス。思ったよりカレーが美味しく(失礼)、まあまあ満足のラウンジ滞在でした。
そして、ラウンジから搭乗口まで結構歩き、搭乗口前にたどり着くとこちらも優先搭乗で並ばずに通過。
ロサンゼルスからペルーの首都リマまでは約9時間に上り、成田-ロサンゼルス間とあまり変わらない点に、南米の遠さを重ねて実感(汗)。
にもかかわらず、写真のとおり座席はやや窮屈で、今回のフライト区間の中では往復ともに最も疲れを感じたフライトです。
さらに古い機内エンタメ設備(写真1枚目。合併前のラン航空のまま…。)、アメリカン航空以上にイマイチな機内食(同2・3枚目)と正直いい印象はなく、結局ひたすら寝て過ごしました(笑)。
そんな休憩と寝てばかりのフライトと乗継ぎ(笑)を経て、2日目の朝にリマのホルヘ・チャベス国際空港に着きます。
日本とペルーの時差は14時間なので、実質的には約26時間の本当に長い移動でした(汗)。
さらに入国審査が混雑(写真3枚目)のため、約2時間もかかり、
それからバスに乗ってリマの中心部を目指します。まだクリスマスの装飾が残っている空港界隈から、
街の郊外に入った辺りでは、建物が結構ボロく途上国らしさを感じますが、リマ観光のハイライトである旧市街に入ると、
次第にカラフルなコロニアル建築群が見えてきます。
さて、これからこの旅行最初の観光として、ユネスコの世界遺産に登録されている「リマ歴史地区」の散策が始まるところですが、記事の容量の都合上、今回はここまでとします。
次回は「リマ歴史地区」の見どころを順次紹介する予定です。
ではでは。