【Day42 Camino de Santiago】2025.10.15 神様のお遊び(3) | ちびタンクのひとりごと

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【Day42 2025.10.15 カニャベラル →グリマルド 8km】のつづき

(1)、(2)から読んでね!


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なんでこんなことが起こるんだろう。

朝はTシャツが見つかって、あんなに嬉しかったのに。

禁酒を破ったバツだろうか。

私はバカバカしいと思いながらも、持ち帰ったワインをシンクに流した。


ああ。

だから嫌なんだ。

なんでこんな思いをしてまで歩くんだろう。


それに、サイモンが言っていたことも気になった。

10月でアルベルゲが閉まる?

彼はキャリーカートなので山道を避けたいのはわかる。

でも私もこの膝である。

果たして歩けるのだろうか。

私も近いうちにまた、選択を迫られることになるだろう。


こんな日に一人である。

こんな日だから一人なのだろうか。


広いダブルベットに取り込んだばかりの洗濯物を投げ出した。

神様は私に、このTシャツとブリーフを一体どうしろと言うのだろう。


だだっ広い真っ白な部屋は、小さな灯りでぼんやりと照らされていた。

私は一人ベットの上で、深いため息をつきながら、木の板で組まれた天井を見つめた。




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そんな今日の様子はこちら↓