【Day26 Camino de Santiago】2025.9.29 Chapter2 | ちびタンクのひとりごと

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【Day26 メリダ滞在】


メリダでの休養日

アルベルゲは2段ベット8台が横に並ぶ大型の部屋だった。

これまで一人で歩いて来たのが嘘のように巡礼者が集まり、会った途端に会話が弾む。

どの道を歩いたの?

どこまで行くの?

どんな旅なの?

カミーノ・フランセス(フランス人の道)を彷彿とさせるものだった。


朝、居残りの私はマルセルとベゴはもちろん、昨日出会ったばかりの巡礼者たちを全員見送った。


”ブエン・カミーノ“(良い巡礼を)


お互いにそう言い合って、ハグをして別れる。



足は幾分良くなっている気がする。

本当はメリダを観光したいが、これから先も歩くためには、今日はやめておこう。


自分に言い聞かせて、諸々溜まっていたやりたかったことを済ませる。


昨日サボった洗濯、ベゴに言われた薬の購入、遅い朝食、食料の買い出しを済ませるともう午後になっていた。


すぐ裏の公園で、動画を作ったり日記を書いたりしていたら、あっという間に夕方だ。

アルベルゲに戻るともう、下のベットは全て埋まっていた。


”日本人でしょう!?”

話しかけてきたのはフランス人のおじさんだった。

数日前に、アルベルゲの宿泊者帳で日本人である私の名前を見たらしい。


おじさんが去ったと思ったら、また別のおじさんが話しかけてくる。

“日本人でしょう?オスピタレロに聞いたよ。

去年、日本に行ったんだ。”

永遠と写真を見せられる。


なんなんだ、一体。


ボサボサ頭で、ノリノリでマイペースに入ってくる若者。

おおよそ他人の目は気にならないらしい。

トイレでもガンガン音楽を聴いて、口笛を吹いていたのは君だろう。


向かいのベットはチリチリの頭がキュートな女性。

高齢の男性と一緒にいる。

親子だろうか。


なんだかキャラが濃そうなメンツである。



なるべく近くのバルで一杯飲んで、今日は終わりにしようと思ったら、さっき話しかけてきた自転車のおじさんが通りかかる。

結局一緒に飲んで、誘われるままにショート観光してしまった。


帰ってアルベルゲの外に椅子を出し、ビールを飲みながらこれを書いていたら、ボサボサ頭が突然現れて、話しかけて来た。


“君、マラガから歩いてるんだよね?

あの街通った?

僕の父さんがそこに住んでいて、歩きたがっているんだ。今、電話中で。。。“


だからなんなんだ?

電話の途中だろ?


今まで歩いてきたカミーノ・デ・モサラベはここメリダで終了し、ここからはVia de la Plata(銀の道)に合流する。

Chapter2、第二章の始まりと言ったところか。


明日から、また新しい歩きが始まる。


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そんな今日の旅の様子はこちら↓