昨日、
ウクレレが欲しいんじゃーーー
使いこなせないとわかっていても、欲しいんじゃーーー!!!
という記事を書いた。
そしたら寝る前、こんな妄想に陥った。
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旅の途中、お昼を取っていた公園で、目がくりっくりの小学校低学年くらいの男の子に出会う。
彼は私のバックパックに結びつけたウクレレを、興味深そうに見つめて聞いてた。
”なにそれ?“
“ウクレレだよ。知らない?
ギターの小さいやつ。(←適当)
ハワイで有名なんだよ。”
“へー、知らないや。弾いてみてよ”
“弾けないんだよ、私”
“じゃー、なんで持ってるの?”
“自分でもわかんない💦“
”貸してみて!”
二人でポロンポロンといたずらに弦で遊んでいると、隣で本を読んでいた黒髪のスパニッシュ系の青年が口を挟む。
“なんか見てらんないんだけど”
“だって二人とも弾けないんだもーん”
“こうやんだよ”
二人とも尊敬の眼差しで青年を見つめる。
“すげーーー、僕にもやらせて〜!!!”
少年が青年の手ほどきを受ける。
“結構、センスあんじゃん”
“だろっ”
楽しそうな二人。
一緒に練習したり歌ったりしているうちに、もう日が暮れかけている。
そろそろ宿に戻らなきゃ。
でもこの子、とっても嬉しそう。
せっかく上手になったのに、取り上げたくないな。
バックパックに括りつけるのも重いし面倒だし。
それに少年の風貌、そんなに裕福には見えない。
“そのウクレレ、君にあげるよ。”
“え!?本当!?”
“うん。君の方が上手だし。
ウクレレも君といた方が幸せそうだし。”
“だな!” (←青年)
“なぬ!?
その代わり、ちゃんと練習するんだよ。
そして、おばちゃんのこと忘れるんじゃないよ〜”
”おばちゃんありがとう!
オレ、一生大切にするよ!
一生懸命練習する!“
”やるじゃん、おばさん“
”お前はおねえさんと呼べっ。
とにかく、あの子のこと、よろしくね“
”しょーがねーなー“
”じゃあ、私は行くね!
二人とも、またね。
ウクレレ、楽しんでね!“
30年後....
少年は世界的なウクレレ奏者になり、
少年時代にウクレレをくれた日本人おばちゃんを探しているという....
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なんちゅう壮大な妄想!!!
でもさ、あげたっていいよね。
何も私が弾かなくてもいい。
弾かれるのが嫌なウクレレなのかもしれないし(そういう子がいてもいいじゃん!)、
私の手を介して誰かの元に行きたいのかもしれない。
大事なのは、私がときめいちゃったってこと。
だからしょうがないじゃーん。
こんまりさんの片付け術ならぬ、ときめき購入術。
この買い物に悔いなし!
あとはうちの子になるウクレレの意思にお任せしよう。
楽しみだー♪