こんばんは☆ しずです。
まだ咳がごほごほでですが,ほとんど全快に近い感じ!
健康って大事だわ~。
では,いよいよ佳境に入ります!?
つづきです~。
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食事の片づけを終えた私は,またマハボディに向かった。
昨日と同じように,菩提樹の裏の木陰で涼を取りながら,
響くお経と,風と,木漏れ日に酔いしれた。
今日は,涙は一滴も出なかった。
夕方,やはり昨日と同じ時間にマハボディの入り口に移り,尼僧を待った。
そして,日が落ちると昨日と同様の場所で,
尼僧と弟子と,瞑想をした。
昨日の夜,あわてて露店で買った,自分の数珠で。
今日は船をこがずに瞑想できた。
瞑想後,彼女は私についてくるようにと手招きをし,
マハボディ内部に向かった。
階段を下り,ステューパの脇を左に曲がる。
そこには,修行僧らしき女性の集団がいた。
十数人ぐらいであろうか。
一様に,白い装束を着て,
ステューパの外側のヘリを囲む石段に,腰かけていた。
脇にはお供え物のようなお花や食べ物を従えてる。
犬もいて,一人の女性が背中をなでていた。
楽しそうに,何か雑談をしているようであった。
その中の一人の女性に,尼僧が話しかけた。
そして,尼僧は何も言わず,私を置いて去って行った。
え?
話しかけられた彼女が,今度は私に言った。
「日本から来たの?」
彼女が話したのは流暢な日本語であった。
---続く---