約束の場所(世界の旅~インド・ブッダガヤ編~)第4話 | ちびタンクのひとりごと

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大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪

こんばんは☆しずです。


続きです~


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私は相変わらず,鶏の叫び声を聞き,爆風を浴びながら,

バンのアシストグリップと必死に握り,バックパックを抱え込んでいた。


いくつかの集落を超え,

車通りのほとんどない道をハイスピードで進んでいくと,

視界に,オレンジの袈裟を来たお坊さんの姿が映った。



一人ではない。


列を組んだ何組かのグループが,

私たちのバンが進むのと同じ方向に,バラバラと歩いていた。


小さな子供から,お年寄りまで居る。



道路の両脇には木々が立ち並ぶ。


朝日の木漏れ日の下,朝靄で霞む白い空気の中に浮かび上がるオレンジ色は,

なんとも神秘的な世界を作り出していた。


琥珀色の肌に纏ったオレンジの袈裟。

もう片方の露出された褐色の片腕と肩甲骨に,

正直,私は色気のようなものを感じてしまい,彼らから目が離せなかった。



ここが,ブッダガヤだろうか?



やがて建物が集まったところで,バンは止まった。

他の乗客たちが支払っていた額と,私に請求された額は明らかに違ったが,

オートリクシャとは比べればかなり安い言い値であったため,

交渉するのが面倒になった私は,黙って支払った。



バンを降りた私は,宿を決めようと歩き出したが,

先ほどにも増して,お坊さんたちの姿は増えているようであった。



彼らは,ここからすぐ近くの一か所に集まっているようだ。



そう,そこがマハボディ,

ブッダが悟りを開いたと言われる,寺院であり,

この小さな街の中心である。



---つづく---



ちょっとお疲れ気味なので,短くてすみません☆


また明日!see you!