こんばんは(^-^) しずです。
一日空いてしまいましたが、
続きです~(*^^*)
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「・・・え!?
すご~い!」
彼女のノートを見て、
私は思わず日本語で感嘆してしまった。
彼女が見せてくれたそのノート、そこには、綺麗に配列された日本語の五十音が並んでたのだ。
よく見ると、
「ゑ」とか「ゐ」とか、
私たち日本人でさえ、今では読み書きが不自由になっている文字も含まれている。
「すご~い!どうしたの!?」
「京都に友人がいるから教えてもらったの」
そういい言いながら彼女はその下に、
カタカナの五十音も書き始めた。
さらに濁音と半濁音まで書き上げた時には、
「すごい!」と言う言葉しか出てこなかった。
書き終わると
「correct this」(添削して)
と言って、私にノートを差し出した。
一つ一つチェックするがほぼ完璧。
書き順が正しくないことでバランスが崩れたものはいくつかあったが、
日本の女子高生あたりが書く文字よりよっぽど美しいであろうと思われた。
オーストリア出身と言うことは、
母国語はドイツ語のはず。
にも関わらず、英語が出来ない私が言うのもなんだが、きれいな発音とネイティブ並のスピードで話しているように感じられた。
その上、日本語も勉強中とは、相当賢いだろうと思われる。
高校教師志望の学生とのことだが、聞けば各国を旅しているようだし、一体、何者なんだろう・・・。
私は思わず彼女に聞いた。
「あなたは、なんの先生になりたいの?専門はなんなの?」
彼女は言う。
「歴史、哲学、それから心理学よ」
「え?心理学?
私も日本で心理学の勉強をしているのっ」
「本当!?」
私たちは思わぬ共通点に、
お互い興奮して思わずお互いの手をとっていたのだった(^-^)
---つづく---
明日終わるかな~???
って感じです(^^;;
see you tomorrow( ^ω^ )
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