ICOM IC-03N修理 3 | しずおかDD23

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ブログの説明を入力します。

トーン信号が出て来ない。トーンユニットのセラロック発振子の不良の可能性が一番高い。

 

3.58Mhz発振してない。。ICのVCC電圧は来てる。

 

3.58Mhzのセラロックの在庫は無い、どうやら初期ロッドは、セラロック3.58MhzをトリマーでF下げしてるようです。後期タイプは、水晶式に変更らしい。 水晶は手持ちあり、これに交換してみる。

 

水晶に交換しても、症状変わらず。そうなるとTONE用のICが不良?

 

トーンICの手前にあるCPUとやり取りしてるC-Mosを交換しても症状変われず。。ここで終了か?

 

もう少し、深く探る。トーン信号を決める入力信号は、動いてるのか?

 

説明書には、01~38設定可能。

 

トーンICのピン8番から13番までの6ピンで、トーン周波数をHL入力設定してる。テスターでローハイ測定してみた。

トーン無し時は、全てL

設定番号01は、P1ハイ=N値1

設定番号08は、P4ハイ=N値8

設定番号38は、P2、3、6ハイ=2+4+32=N値38

合ってます。そうなると確実にトーンICが不良ですは。。。

 

トーンIC交換

 

交換完了、トーンSQしたVX3で確認、動作OK

 

動くが水晶のFズレあり -300Hz Cで調整。 カウンターで見る場合は、発振周波数がズレルので、その事を考えて調整です。何でも繋いでF合わせは危険です。

 

88.5Hzトーン周波数

 

オシロでみるとこんな感じ。

 

RX初段交換してみたが、逆効果で戻し。

 

PLL、デビエーション、RX感度調整中

 

修理完了、しばらく様子みます。そこそこ遊べます。