事例の男子小学生の施設入所の理由は親の経済的困難のためで、虐待体験によるものではなさそうです。
よって、トラウマに焦点づけた認知行動療法は適切とは言えません。
また、Conners3はADHDをアセスメントするものなので、元来穏やかな性格であったこの小学生には適切な検査とは言えません。
両親の面会が途絶えた時期に不安定な状態になっていますので、児童相談所での一時保護は彼が持つ見捨てられ不安を現実するものとなり不適切と言えます。
不適応への対応として、集団生活をルールを一緒に考えるとともに、両親の現状や今後の見込みについて児童相談所と連携しながら、この小学生に対応することが適切と言えます。 
正解は1と5。