事例の女児には多重人格のような人格変容は見られないので、解離性障害とは言えません。
ウイルス性脳炎には発熱や意識障害やけいれんの症状が表れますが、そのような記述はないのでウイルス性脳炎も除外されます。
特発性全般てんかんは意識を失う症状が見られますが、そのような記述もないので特発性全般てんかんの疑いもありません。
急性一過性精神病性障害は妄想や幻覚や錯乱などが見られる病気ですが、そのような記述もありません。
睡眠の前半の時間帯に、覚醒はしない中、歩き回るとか起き上がるとかの症状は睡眠時遊行症の病態と言えるでしょう。
 正解は2。